田中好子が40歳のときの主演作。香川京子の母親と不仲になって家を出ていたヒロインが事情があって気まずいまま帰郷し、旅先の列車でたまたま一緒になった杉浦直樹と村上淳になんとなく支えられながら母と再会するというドラマ。かなりの程度ロードムービー的な構成。
タイトルの「鳥帰る」とは、安住敦の俳句「鳥帰る いづこの空も さびしからむに」からとったもの。ヒロイン以外の二人もそれぞれ身内との諍いを抱えて孤独感を抱えているのと関わっているのだろう。テレビドラマの中でアンチホームドラマに近い作品を書き続けている山田太一らしい一編。
鳥取県でロケされたというのはダジャレみたいだけれど、知事が鳥取にはスタバはありませんが(今はある)、スナバはありますとすごいダジャレをかます土地柄なので、結構まじめに誘致したのかもしれない。もちろんラストは砂丘になる。
本ホームページ
ドラマアーカイブス 「鳥帰る」
タイトルの「鳥帰る」とは、安住敦の俳句「鳥帰る いづこの空も さびしからむに」からとったもの。ヒロイン以外の二人もそれぞれ身内との諍いを抱えて孤独感を抱えているのと関わっているのだろう。テレビドラマの中でアンチホームドラマに近い作品を書き続けている山田太一らしい一編。
鳥取県でロケされたというのはダジャレみたいだけれど、知事が鳥取にはスタバはありませんが(今はある)、スナバはありますとすごいダジャレをかます土地柄なので、結構まじめに誘致したのかもしれない。もちろんラストは砂丘になる。
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