戦場の恨みを平時に晴らす、という着想はおもしろく、実際にあってもおかしくないのではないかと無責任だが思ってしまう。
ただトラボルタはメイク、特に髭の形を大いに凝っているけれど、どうもイタリア系という印象が強くて(隣にやはりイタリア系のデニーロがいるせいもあって)、どうもリアリティが出ない。
デニーロが一応狙われる側なのだけれど、逆襲すると狂気が奔るのはご期待に応えてという感じ。逆転また逆転が繰り返されるうちにちょっと単調になる。息子夫婦と孫が設定どまりであまりストーリー上で機能しない。
(☆☆☆)
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映画『キリングゲーム』 - シネマトゥデイ