prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「トラスト・ミー」

2018年10月09日 | 映画
登場人物全員呆れるばかリ貧乏なのだが、アメリカのプアホワイトという紋切型を全員免れて、しかも冒頭からエピソードとすると悲惨なのだが妙にユーモラス。
画面が明るくクリアで乾いて詩的ですらある。

ヒロインがふかしていたタバコを飲みさしのコーヒーに突っ込んだり、鍋をひっくり返して中身をぶちまけた上に洗濯機の上に置いていたミルク(そんなところに置いておくか⁈)が振動につれてこれまたひっくり返って中身をぶちまけるといった調子なのだからほとんど笑ってしまう。

ヒロインはハイスクール中退なのだがその母親がまた若い。おそらくすごく早く産んでしまったのだろう。
ヒロインの彼氏と母親が酒の飲み比べになって、しかも母親が勝ってしまうなど通常の強い母親像とはまた違うタフさを見せる。

監督脚本ハル・ハートリー。

「トラスト・ミー」 - 映画.com

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