あれだけの科学力(というかイメージとしては魔法)を使えるエイリアンがなんで戦うとき肉弾戦になるのか、と言うのはヤボという性格の映画。
出だしでホームレス役でアントニオ・ファーガスが登場、50年以上のキャリアがあるベテランで、デビューの「クール・ワールド」、"教授"と呼ばれる売春宿のピアニスト役をやったルイ・マルの「プリティ・ベイビー」などのアート系の映画にも出ているが、70年代の「クレオパトラ危機突破!」などのB級アクションのチンピラやヒモ役、「刑事スタスキー&ハッチ」の情報屋といったストリートの匂いをたっぷり吸いこんだ人。
これが主人公と一緒にエイリアンにつかまり、爺さまだから大暴れというわけにはいかないが、いいところを見せるのがちょっとうれしい。
「ザ・レイド」のイコ・ウワイスが「スター・ウォーズ フォースの覚醒」の分まで大暴れだが、やはり地元の方が生える
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