prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「LOVE LIFE」

2022年10月03日 | 映画
家族関係であったり肉体的ハンデであったり人種的な問題であったり、かなり特殊な設定だと思うのだが、本来特殊だと感じてはいけないらしいのと、実際にそうだったら生じるであろう軋轢を飛ばしている感じがするのは気になった。
本物のろうの俳優を使っていて、今後こういう風になっていくのかなと思った。

団地の各棟ごとに順々に灯りがついていくショットがなんともいえず抒情的。

生活保護であれくらいの広さの部屋に住めるのか、とか、韓国行きの船がすごく近くから出ているのだけれど、どこの話なのだろうと思った。そういう設定の説明とばしているのね。

正直、説明を省く緊張感と説明不足がごっちゃになっている感じはある。