アラン・ドロンの銃の扱いの上手さには定評があるけれど、シーンによって右手で撃っていたり左手で撃っていたりするので、どういうことだろうと思ってググってみたらこういうサイトが見つかった。
どちらでも扱えるよう訓練されているということらしい。
なかなかこういう人はいないし、今だと銃の扱いが変わっているからなおさらありえないらしい。
ドロンは実際に銃を撃つところ以上に無言の佇まいといったものがモノを言うのだけれど、ここではやや派手めにカーアクションなども入っている。とはいっても、今の目で見るとおとなしいもの。ただショーアップされ過ぎていない分、かえって生々しかったりする。
フランス·イタリア合作で、背景が結構イタリア色が強いのとドロンのいかにもフランスという感触との取り合わせが面白い。