なんとなく見たつもりでいて実は見ていなかった映画というのがけっこうあって、これもその一つ。というか、このシリーズ自体見ていなくてこれが二作目だということを知らないで間違えて先に見てしまった。別に一作目を見ていないとわからないという作りではないと思うが。
一番悪い奴の役でとうに故人になっていたと思っていたジョス・アックランドが出てきたもので、ずいぶん前の映画だなと思ったら、94歳で存命中でした。失礼。
白塗りの死神がタマを握られたりして(死神はやはり男か)笑わせるのだけれど、誰かと思ったら「ダイ・ハード2」の悪役のウィリアム・サドラーでした。
ちょっと「第七の封印」の死神風でもあります。あれも意外とコミカルだった。
いわゆるおバカ映画には違いないけれど、タイムパラドックス扱うのに辻褄合わせるのには相当合理的なアタマが要ると思う。
キアヌ・リーヴスがいかにも若い。今でも若く見えるけれど、やはり本当に若い時とは違う。