ポップスとロックがどう違うのか、というのが実は見ていて定義としては必ずしもよくわからない。ドラマに限っていえば自発的な音楽かマーケティング先行の音楽なのか、といった違いと思った方がいい。いくらマーケティング先行でもああまでアホな売り方するかとは思うが、お話ですからね。
音楽処理と編集、振りつけとミュージカルとしてのノリがいい。ただ、曲ですぐ覚えられるようなのが少ない。
フェロモンで煮しめたようなキャサリン・ゼダ・ジョーンズがロックを排斥するキリスト原理主義代表みたいな役をやっているのが可笑しい。すごい歌と踊りを披露してからロックは若者を堕落させますっていったって説得力ないわ、というかマゾの夫ともども偽善性を前面に立てた作り。
本気で禁欲を自他に強制する相手は手ごわくてなかなかドラマの悪役として扱いきれないと思う。絶対自分が悪いとは思いませんからね。
設定は1989年と20年ちょっと前なのだが、ポール・ジアマッティのマネージャーが持っている弁当箱ほどもありそうな携帯電話(「ウォール・ストリート」の冒頭でもふたむかし前を象徴する小道具として使われた)をはじめ、音楽を聴くのはCDどころかLP(CDの生産が始まったのが’82年)、ヒロインが聴いているウォークマン(の発売は’79年)と、ガジェットというカジェットがことごとくさほど時間経っていないのにすごく古く見える。というか、ちょっと古いものの方が古くさく見えるみたい。
トム・クルーズが半ばセルフパロディみたいな役で登場、適度にくさい芝居で元から持っているなんとなくおかしい感じをよく生かした。
ヒロインと女性記者が同じようなパーマがぶわっとかかったブロンドで少し混同する。当時はみんなあんなのだったのかな。
ヒロインがポールダンサーになるのだが、同じセクシー系でもストリッパーとか娼婦とかになったら話が暗くなるのをうまくパスした。
(☆☆☆★★)
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【本棚登録】『100万人の映画教室〈上〉―私の愛する映画たち (SCREEN新書)』淀川 長治 booklog.jp/item/1/4764822…
外形標準課税は銀行に訴えられて変換金で赤字、オリンピック招致は失敗、新銀行東京はズサン経営で税金投入と、マトモに成果あげたのはディーゼル車規制くらいですね、尖閣購入だって途中でおっぽり出したわけだし。
知らない仏より知ってる鬼の方がましじゃけんのう、ということですかね。仁義なき戦いより。
とんかつとは恐ろしい料理である。ドイツのシュニッツェル(フライパンで焼き揚げる)を、フランスのコートレットの応用で衣をつけ、更にそれをポルトガルから伝播されたてんぷらの揚げ方で揚げたという、まさに魔改造中の魔改造。カツカレーに至ってはここにインドとイギリスも参戦するという。
【これ聴いてます】N響海外演奏旅行(ポーランド) - 黛敏郎/矢代秋雄/シャベルスキ/間宮芳生/外山雄三(岩城宏之)(N響アーカイブシリーズ) ml.naxos.jp/album/NYNN-0031 #nml
それにしても、維新の会の法案で高齢者の医療費負担を1割から3割に戻すというのは驚いたね。これで相当高齢者の票とその子供の世代の票はなくしたろう。と、思ふ。
涙なくして読めない「 #記者死亡かるた 」が完成 - NAVER まとめ matome.naver.jp/odai/213511438… 今度はどのかるたができるだろう。
windows8本日発売。次がwindowsになるかどうかも流動的だが。 pic.twitter.com/eVYf5m7D
windows8をいじっていたらアンケートをとりに来て、答えたら貰った。何でしょう、これ。 pic.twitter.com/3EG59YeD
どんなに落としたい候補者がいてもマイナス票ってものが存在しないから無関心なのと同じ扱いになるのですよ。 #dig954
右傾化というより、外国人やマイノリティに不寛容になっているのですよ、世界的に。というかグローバル化の結果でもあるから必然的に世界的現象になる。#dig954
地方政治より国政の方が大事、エライっていうあたりまえみたいな思い込み、なんとかならんか。生活に密着しているのは自治体の方だぞ。#dig954
焦点を当てているのは法律の手続きや解釈からはこぼれてしまうニュアンスの部分で、それが典型的に出ているのは大沢たかお扮する検事が取り調べの内容をまとめてとうとうと調書を口述筆記させる場面で、しゃべっている内容を助手が書き取っているはずが、最初に出来ている文章を先回りして朗読しているとしか見えない、という転倒が起こっている。
(あと、同じ言葉を繰り返しているうちに意味が変質してしまう、というのは小津安二郎作品でもあったことだった。今の周防作品を小津と比較することはあまりないだろうが)
あらかじめ作文ができていて人間や現実の生の割り切れない部分をあたまから切り捨ててしまって、検察の都合のいい方に誘導するという構造がよくわかる。検察や警察といった司法の作文先行がまさにいま問題になっているわけで、どんぴしゃりのタイミングになった。
パンフレットに文章を寄せている山田太一に「ドラマというのは要約を嫌う人のためにあるのかもしれない」という言葉があるが、検事調書のあちこちで簡単にはしょられている部分に限って心情的には重要なのです。
心情面だけに限らず、ヒロインが医師としての複雑な所見を述べ始めると検事にイエスかノーか式の答えを要求されてそう答えざるをえなくなる。
ヒロインは東大出で、検事もたぶんそうだろう。検事も病気になったら医師にお任せにならざるをえないのだが、そういう本来権威を持つ相手(しかも女)を一方的に屈服させる快感を感じているのが見ていてわかる。
どういう経緯で告発されたのか、どうも病院内の誰かに刺されたのではないかと思わせるのがアノニマス(無名者)の悪意を感じさせて不気味。
長いこと介護している家族がくたびれて医者にお任せになってしまうというのはよくわかる。
役所広司の絶命のシーンの迫力は、ベルイマンの「叫びとささやき」以来といいたい。
話がそれるが、安らかに逝きたいと思っても体の方が抵抗してなかなか注文どおりにはいかないものらしい。アメリカの多くの州では注射で意識を失わせてから呼吸をとめる薬物を投与するという二段構えで死刑を執行しているのだが、実際にはかなりの苦痛を感じているのではないかという報告が最近上がっている。
ヒロインが初めの方で自殺未遂(というより苛立ちから酒と睡眠薬がなかなか効いてこないのでしらずしらずに大量に摂取)して、死ぬ苦しみを味わうのが、あとで患者の苦痛に対するシンパシーを持ってしまうわけで、しかもその苦痛を減らせたわけではないのが、医療の限界というか、人間の肉体=自然が常に認識を超えているあらわれでもある。
英語題はA Terminal Trust。日本題より語呂がいいくらい。
(☆☆☆★★★)
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#tx_kodokugurume このドラマはオンタイムで腹を減らして見てしまう。
#tx_kodokugurume ゴローさんだと焼肉とビールという黄金の組み合わせができないんだな。痛風に気をつけてね。
三週間で辞めた大臣の報酬ってどんな計算になるの? 日割り計算になるの、月額年額全部出るの?
「アウトレイジ ビヨンド」ふつうに二匹目のドジョウでした。 goo.gl/VdOYV
【本棚登録】『会話の日本語読本 (文春新書)』鴨下 信一 booklog.jp/item/1/4166603…
“@amneris84: (゜Д゜) "@petbin: 次の都知事が誰なのかの方が恐くて石原知事辞任なんてどうでもいい感じです。なにしろ前回立候補してたのがワタミ社長とそのまんま東で…"”
映画予告60本を“イッキ見”大槻ケンヂのオススメは? #映画 #eiga eiga.com/l/Fybrf 一番オススメしていたのは、銀座シネパトスでした。パトスの支配人も来ていたらしい。大槻ケンジはこれまで六本木シネマズには来たことなかったとか。
ios6にしてから、聞きたいポッドキャストのストリーミングに辿り着くまでがやたら面倒になった。
韓国ヤクザが出てくるのだけれど、あまりストーリーに絡んできません。実際のヤクザはずいぶん国際的に活動しているはずだが。
ヴァイオレンス描写もかなり普通のドンパチに限られていて、ピッチングセンターのボールを使うのがおもしろかった程度。
韓国や中国の裏社会が出てきたら、暴力描写もストーリーもずいぶん幅やバラエティが出てきたと思う。
白竜のVシネはあまり見ていないのだれど、韓国語しゃべっているのどれくらいあるのかな。
小日向文世の刑事がいくらなんでもおおっぴらにヤクザとつきあいすぎてはいませんか。暴力団対策法施行以来、警察としてはヤクザと癒着してあまりトクにならなくなっているといいますが。
(☆☆☆)
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【本棚登録】『チョコレートの世界史―近代ヨーロッパが磨き上げた褐色の宝石 (中公新書)』武田 尚子 booklog.jp/item/1/4121020…
邦画を彩った女優たち「闘う女優 寺島しのぶの告白」 blog.goo.ne.jp/macgoohan/e/0d…
松井の地元、大阪府八尾市では市立図書館で週刊朝日の閲覧制限。橋下の私的なクレームに対する朝日の自主的な対応に追随。何ら公的な手続きを経ていない事象に追随するとは、図書館が憲法21条を放棄。危険だ。
「キャタピラー」の撮影風景見ると、デジタルカメラを手持ちにして芝居にぴったり寄り添う撮り方をしているのがわかる。
クライマックスの笑い出す芝居は自然に出てきたものだという。
当人にしてみると九月に出産したばかりでもあり、ずいぶん色々なことがまとめて起こったもの。
母親ほど美しくないし、歌舞伎の家に生まれたといっても女では後を継ぐというわけにもいかない、恵まれているようで自分にすぐ益するわけではない立場から、逆に生身を投げ出してしまう度胸が出てきたらしい。
富司純子が屏風をバックに、華をあしらってこれでもかとばかりに綺麗に装って写っているので、説得力あり。
チャンネル [BSプレミアム]
2012年10月13日(土) 午後10:00~午後11:00(60分)
ジャンル ドキュメンタリー/教養>ドキュメンタリー全般
映画>邦画
情報/ワイドショー>芸能・ワイドショー
番組内容「母のように美しくない」母・富司純子へのコンプレックスをバネに実力派女優にはい上がった寺島しのぶ。9月に男児を出産し、母となった寺島の女優としての挑戦を追う。
出演者ほか【出演】寺島しのぶ,【語り】遠藤憲一
詳細ベルリン国際映画祭など数々の賞を手にしてきた女優・寺島しのぶ。両親は歌舞伎役者と有名女優。「母のように美しくない」「梨園の家に生まれたのに舞台に立てない」…。コンプレックスをバネに、執念で実力派女優にはい上がってきた。映画では大胆な濡れ場など、人がちゅうちょする役を見事に演じ、作品ごとに新しい顔を手に入れてきた。そして9月に男児を出産し、母となった。寺島の女優としての壮絶な挑戦と決意を見つめる。
Le Cinema De Philippe De Broca Vol.2 フィリップ・ド・ブロカ監督作のアンソロジーだが、全曲ジョルジュ・ドルリューだからドルリューのアンソロジーといった方がいいかも。vol.1は「まぼろしの市街戦」が入っているが、持っているので2だけ買った。
JAPAN IN A DAY [ジャパン イン ア デイ] goo.gl/WYQu5
【本棚登録】『官僚制批判の論理と心理 - デモクラシーの友と敵 (2011-09-25T00:00:00.000)』野口 雅弘 booklog.jp/item/1/4121021…
沖縄が元独立国として外交を独自に始めたみたいな話。日本政府がこうも沖縄をないがしろにしていると、中国に接近して行ってもおかしくないぞ。#dig954
国民栄誉賞第一号の王貞治は日本国籍ではないのだけれどね。台湾国籍。おかしな話。いや、王さんは偉いですよ。政府の人気とりに利用されるのがイヤなので。今回のも本質的には同じ。
2012年3月11日、つまり東日本大震災からちょうど一年後の一日の映像を日本中から募って、これを編集して一本の映画に仕立てるという新しい試み。
見る前は一年後ではなく当日の映像を集めるのかと思っていた。井上光晴の「明日 TOMORROW」の実写版みたいなものになっただろう。震災当日でもカメラをまわしていた人は多かっただろうし。被災地とそれ以外との落差や意外な一体感ももっと強く出た気がするが、ここでの狙いは日常の幸福感なのだからないものねだりということになる。
子供、特に赤ちゃんが多いのは当然、老人が多いのも納得。
いわゆる「働き盛り」の30代~50代の男が一番出番が少ない気がする。気のせいかもしれないが。
上映後にシンポジウム。
東北の会場と中継を結んで、進行に合わせて客席からもスマホなどからいいか悪いかを投票して、それが後方にしつらえられたスクリーンの右に野菜のアイコン(!)として表示される。いいだとネギ、悪いだとトマト、なるほどだとナス、といった具合。なんじゃそれは。あまりどぎついアイコンだと角が立つからかもしれないが。
パネリストにとってはリアルタイムで反応が見られるというのは、相当に気になるみたい。
あと、意見も投稿できるし投稿したのだが、スクリーンには表示されず。編集が入るみたいで、同じハンドルネームが何度も出てきた。何者だ、内部の人間ではないかと勘ぐりたくなる。
シンポでの発言にこう誰でも映像で発言できる世界になると「編集」の役割がますます重要になる、とあるのは記憶しておくべき。
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「SAFE/セイフ」≠「レオン」+「用心棒」 blog.goo.ne.jp/macgoohan/e/d8…
アルプス一万尺『子ヤギの上で・・・』は実はとんでもない間違いだった事が判明|| ^^ |秒刊SUNDAY yukawanet.com/archives/43184… @byokanさんから 29番まであり、10番など♪トントン拍子に 話が進み キスする時に 目が覚めた って何の話だw
Musique De Films 1961-1992 Georges Delerue ジョルジュ・ドルリューのアンソロジー。当然かなりトリュフォー作品が入っていて、その分持っているのとだぶっているが、録音がいい。
【本棚登録】『中国のマスゴミ ジャーナリズムの挫折と目覚め (扶桑社新書)』福島 香織 booklog.jp/item/1/4594063…
JAPAN IN A DAY シンポジウム スマホで各意見投票できるようになっている。パネラーはショーンK フィリップ・マーティン 成田岳 為末大 加藤綾子 川又隆之ほか
というと、すぐ「レオン」を連想するが、これに加えてロシアン・マフィアとの抗争と、それを主人公が利用して両者を争わせるあたりは「用心棒」(さかのぼれば「血の収穫」)ばり。
正直欲張りすぎで、整理不足ぎみ。なんで少女を救うのを決めたのか、という肝腎の部分がよくわからなかったりする。
子供の目の前でこんなにバタバタ人殺していいものだろうか、後で悪影響出ないかと思うと、後といわずにすぐ出ます。白人の少女だったらこういう扱いになっただろうかと、疑問。あまり少女も可愛くない。
冒頭で時制や場所が複雑に交錯したり、襲撃されるのを車の中にカメラを出さず、さらわれるのをバックミラーに写して見せるなど演出が妙に凝っている。それがアクション映画の快感とは少しずれている。
パソコンに頼らずデータを全部人間に覚えさせるというのはヒッチコックの「三十九夜」のミスター・メモリー以来の手だけれど、これだけ記憶媒体が発達した現代に移すとまた別のおもしろさが出てくる。覚えている人間は殺せないわけですからね。それを主人公が応用するのもアイデアはいい。ただしこれも整理不足でハッタリなのか本当に覚えているのか曖昧だったりする。
しかし、数学の天才と記憶力とは少し違う気もする。
少女が覚えていた数字が生かされてマフィアが壊滅するのかと思ったらそうでもない。中途半端。
アクションシーンは一応見せますけれど。
中国語・ロシア語のセリフにいちいち英語字幕が出ない。英語圏のプリントとはまた別の版なのだろうか。
市長役がクリス・サランドン。スーザン・サランドンの元夫(もとの名前はスーザン・アビゲイル・トマリンSusan Abigail Tomalinといったのだが、結婚して変わった名前をそのまま芸名にし続けているわけ)。
「狼たちの午後」でアル・パチーノの「妻」である「男」を演じたり「リップスティック」のレイプ犯をやったりで、一種変態的な役が印象的だったけれど、ずいぶんお久しぶり。えらい渋くなってました。Imdbで見ると、ずっとテレビに出ていたのね。
(☆☆★★★)
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【本棚登録】『【人と思考の軌跡】竹中労---左右を越境するアナーキスト (河出ブックス)』鈴木 邦男 booklog.jp/item/1/4309624…
邦画を彩った女優たち「もっと演じたかった 女優 田中好子」いいひとは早く死ぬ goo.gl/F5RoF
しかし、若松孝二が連合赤軍の映画でベルリンで受賞したことは伝えられても、れっきとしたシンパ、というより同志だったことはあまり新聞・テレビでは伝えていないな。
O市長が国会議員の議席持たないまま党首として国政に意見するなんてなったら、昔の共産党みたいなことになるわけね。議席とればいいってものではないが。なんで名前出さないかというと、話題になってる人として文脈無視でカウントされては困るので。
スポーツ吹き矢というのを初めてやってみる。35点満点で27点。初心者としてはいい方らしい。相当大きく呼吸する。
双葉十三郎が週刊誌の対談記事でタランティーノについて「あの人は虚名」と断定していたのを、急に思い出した。俺もそう思う。
コピペ日記 : NHKスペシャル「ノーベル賞・山中伸弥 iPS細胞“革命”」 blog.livedoor.jp/katikujin/arch…
しかし、原節子(1920年6月17日生)は今でも生きているんだな。今村昌平('26生)より年上だ。
「黒い雨」でカットされたカラーのお遍路姿の断片が見られる。バックには「網走番外地 悪への挑戦」('67)ののぼり旗が見える。
日本アカデミー賞受賞式の泣いている顔のアップ、あまりメイクしていないのかそばかすが見える。
「鏡の女たち」でも原爆がモチーフになっていたし、癌との闘病で放射線治療を受けて髪が抜けていた、という暗合。
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2012年10月20日(土) 午後10:00~午後11:00(60分)
ジャンル ドキュメンタリー/教養>ドキュメンタリー全般
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情報/ワイドショー>芸能・ワイドショー
番組内容去年4月、この世を去った女優・田中好子。命の尊さを伝える使命感を持っていた彼女が、死の間際に残した言葉「もっと演じたかった」の裏には、どんな思いがあったのか。
出演者ほか【語り】平田満
詳細2011年4月、惜しまれながらこの世を去った女優・田中好子。病の床から語りかけた言葉「もっと演じたかった」は強い印象を残した。“元キャンディーズのスーちゃん”としか見られない苦悩の中、巨匠・今村昌平監督らとの出会いの中で、演技派として目覚めていく。誰からも親しまれる母親役の一方で、命の尊さを伝える使命感を持っていたことは知られていない。死の間際に残した言葉の裏にどんな思いがあったのか、見つめる。