今日の1枚。
両親の納骨寺にて。
桜木の 枝に遊びし 親すずめ
彼(ひ)の岸越えて 母が戻りし (マドンナ)
17日に彼岸の入りして、今日は納骨寺へ行って来ました。
本当は連休に(20~22日)に、主人とお参りしたかったけれど
もの凄い混雑なので、ピークを避けて、一人で行って来ました。
ピークを避けてでも、終日これだけの人出。
「彼岸の中日」には、この参道は規制されます。
先ずは、ここでお参りします。
優しいお顔をされています。
「せがき」をしてもらうために、受付所・案内所へ行きます。
受付所は、案の定、長蛇の列。
何重にも列があって、中へ入ると、また何重にも列に並びます。
手水舎で、身を清めます。
中央が、ご本堂です。
ご本堂の中で、「せがき」をしてもらいます。
「せがき」をするために、待つこと40分。
ここで、ローソクと線香を買います。
大きなローソクに、戒名や、俗名を書いてもらう人もいます。
ローソク3本、線香3本買いました。
主人の父と、私の両親の分です。
ここで火をもらって、ローソクに火を点します。
子供たちも、お参りかな?
自分のローソクを立てて、線香に火を点けます。
とても真剣な表情でしょう?
私も真剣でした。
真険にした甲斐あって、線香に火が点りました。
さあ、納骨堂へ。
お花も買って来ました。
お花立てに、お供えします。
花いっぱい。
線香を入れます。
この煙りで、体の弱いところを撫でると、治るそうです。
私は体の弱いところばかりです。(笑)
納骨堂の中には、たくさんの仏像が安置されています。
この仏像は、納骨された「お骨仏さま」を集めて造られたものです。
亡くなった、年代によって、安置されている位置が違います。
ここでは、一生懸命お祈りする気持ちになります。
「せがき」も終わり、納骨堂のお参りも終わり・・・
ご本堂の屋根を見上げれば・・・・。
石燈籠の上にも、鳩たちがいました。
鳩は、平和の象徴です。
桜のつぼみが膨らんでいます。
桜の開花が、待ち遠しいですね。
あと、幾つ寝たら、桜咲く?
そんなことを桜に尋ねていたら・・・・。
すずめが1羽、桜の木に止まって、私を見ている。
天国へ行った母が、すずめに姿を変えて、私に会いに来たのだ。
もう1羽は、きっと私の父でしょう。
私が納骨寺から、帰ってゆくのを見守ってくれています。
父と母のすずめにも会えたし、しっかりと彼岸参りも出来ました。
ホッと安堵の時です。
帰りがけ、境内から空を見上げると、飛行機雲。
彼岸が終わると、私の両親は、この雲に乗って空へ帰ってゆく。
しばらくは、両親の好物のものをお供えしましょう。