今日のフォト。 (2012年1月14日 19:11 撮影)
小正月に行われる火祭りの行事
「どんど焼き」は、ほぼ全国的に共通です。
今朝、氏神さまに行ったら・・・
「どんど焼き」の用意が、されていました。
参拝して帰ろうと思ったら
私と入れ替わりに、母娘がお参りに訪れました。
今年も1年、家族を見守ってくださいね。
午後から、正月飾り(しめ縄)を外しました。
明日(15日)は、小正月。
こちらは、私が作ったものなので、どんど焼きには持って行かずに
正月飾りは、毎年使い回しをしています。
どんど焼きには、餅花と交通安全のしめ縄だけ持っていくことにします。
午後7時前、氏神さまへ行くと、どんど焼きのやぐらの周りには
かがり火が、焚かれていました。
どんど焼きは、竹や藁(わら)や杉の葉などで
小屋ややぐらを作り 、正月飾りや書初めを一緒に燃やします。
まもなく御神前から、太鼓の鳴る音が聞こえてきます。
これが、「どんど焼きの神事」の始まりの合図です。
参拝客が集まって来ました。
高く積まれたやぐらに、お神酒(おみき)が掛けられ
御神前からいただいてきた、御神火が台の上に置かれました。
幣(ぬさ)を持って、お祓いをしながら、一回りします。
そして宮司さまによる、祝詞(のりと)が始まりました。
御神火を手に持って・・・
やぐらに、点火されました。
火は、すぐにやぐらの藁(わら)に、燃え移り
瞬く間に・・・
やぐら全体を包み込み、勢いよく燃え上がった。
ポンポンと青竹が割れる音が、夜空に響き渡る。
闇を突き抜けるような、大きな音が耳に心地よい。
いつの頃からか、毎年どんど焼きの神事に行くようになりました。
この厳粛な神事が、とても好きです。
大阪市内では、ダイオキシンや環境問題で
どんど焼きが出来なくなった神社や公園も増えています。
アッという間に、火は小さくなってゆきます。
年神さま(正月の神さま)が天に帰ってゆく。 これでお別れです。
明日(15日)は、この残り火で、早朝6時より、夕方4時まで
お焚きあげ(どんど焼き)が行われます。
松の内も取れて、これで正月気分が遠のきました。
これから立春まで、1年のうちで最も寒い季節を迎える。
どんど焼きの炎を見ながら・・・
今年も無病息災に、暮せますようにと祈りました。