寒露
2017年10月08日 | 花

今日のフォト。 新世界で、お月見。
10月8日は、二十四節気の「寒露(かんろ)」
寒露とは、夜が長くなり、露が冷たく感じられる頃。
朝晩の冷え込みはきつくなりますが、空気が澄んだ
秋晴れの過ごしやすい日が多くなり、夜空を見上げると
美しくきれいな月が見られます。








7月28日に、伐採してしまった、玄関のヨウシュヤマゴボウ。
根性木のヤマちゃんでしたが、再び芽を出し、夏の成長は著しく驚きましたが
秋分を過ぎたあたりから、その勢いはゆっくりとなりました。

10月Xデー。
雨上りに、ヤマちゃん、たっぷり水を吸ったかな?と見ると
ドヒャ~、毛虫が付いて、葉を食い荒らされています。
毛虫・・・ もうダメ。
家からのこぎりを持ち出して・・・。

ヤマちゃんを伐採してしまいました。
実もいっぱい付けていたのですが、毛虫が付いたら、私の中でアウト。

ごめん、ヤマちゃん、ご臨終。
雨上りだったので、土もやわらかくて
根を引っこ抜こうと、がんばってみました。

「ヨウシュヤマゴボウ」という 名前の意味がわかりました。
根がゴボウのように太くて長い。 1m以上もありました。
ごぼう顔負け、ヤマちゃんのきんぴらごぼう作れそうです。
恐るべし底力。

ヤマちゃんパパ&ヤマちゃんジュニア、2株の根を抜いたので
もう2度とここに生えてくることはないでしょう。
二十四節気、これからヤマちゃんネタで書けなくなりました。

でもすっきりしました。
通りすがりの人には、「これには毒がある」と言われていたし。

七十二候=寒露初候。 鴻雁来(こうがんきたる)
ツバメと入れ違いに、雁が北から渡って来る頃。
雁は日本で冬を過ごし、暖かい春になると、シベリアに帰っていきます。
毎年、初めに訪れる雁を「初雁(はつかり)」と呼びます。

七十二候=寒露次候。 菊花開(きくのはなひらく)
菊の花が咲く頃。 菊の展示や菊まつりや品評会が開かれます。
菊には不老長寿の薬効があり、旧暦9月9日の「重陽の節句」には
菊の花を酒に浮かべた、菊花酒を飲む風習があります。

七十二候=寒露末候。 螽斯在戸(きりぎりすとにあり)
螽斯(キリギリス)が、戸口で鳴く頃。
この候のキリギリスは、夏から冬にかけて見られ
鈴のような音色のツヅレサセコオロギだと言われ
ギーッチョンと、機織りのように鳴くキリギリスではありません。

行事としては、「体育の日」 国民の祝日。
1964年の東京オリンピック開催式が、行われた日として
10月10日が体育の日でしたが、2000年より10月第2月曜日となりました。

10月8日は、二十四節気の「寒露(かんろ)」
この季節は空気が澄んで、痩せた月でも美しい。