今日のフォト。 天王寺都ホテル、吉野の間。
「なにわの伝統野菜を食す夕べと大阪の地酒を楽しむ会」は盛況でした。
200人近い方々が、一同に集まって、なにわの伝統野菜で作った
日本料理と、大阪の地酒を楽しみました。
私のテーブルは、「C-2」で、仲良しばかり集めてくれていました。
関係者の方のご配慮です。 ありがとうございました。
地酒を楽しむディナーでもあるので、テーブルの上には、グラスがずらり・・・。
天王寺都ホテルの日本料理「松崎」のお料理です。
日本料理「松崎」の料理長、松田 普さんのご挨拶です。
「真心を込めて作りました」・・・と。
私の席は5番だったのですが、座席カードのイラストは
なにわの伝統野菜です。 こんなところにも可愛らしい演出。
先付け
高山まなお浸し(糸花)、天王寺蕪柚香和え(針柚子)
金時人参胡麻和え(切り胡麻)、焼き難波ねぎ(金山寺味噌)
田辺大根松前押し山葵餡かけ。
季節・睦月に合わせて、おめでたい器で、華やいだ気分。
そしてお料理を一層、際立たせる。
天王寺蕪柚香和えと、金時人参胡麻和え。
最初の地酒は・・・。
大吟醸 壮の郷 袋吊り 雫酒 (北庄司酒造)
穏やかな香りとふっくらしたまろみ。
そして爽やかな味わいが特徴のお酒です。
椀。
福や寿と描かれた蓋に、福が舞い込みそうな喜び。
椀。 薄葛仕立て。
河内蓮餅たら白子射込み
河内蓮根、あられ金時人参、田辺大根、高山まな、松葉柚子。
純米酒 ひやおろし 清鶴 (清鶴酒造)
淡麗にして濃醇。 キレがあり、飲み口がよく
お米だけで造った手作り純米酒です。
お造り。
鮪松前と天王寺蕪博多、鯛の難波ねぎ巻き、紋甲烏賊へぎ造り。
縒り金時人参、白髪田辺大根、芽紫蘇、山葵。
蓋物。
亀甲模様です。
先付けに、鶴の器がありました。 これで鶴亀。
蓋物。
鰤大根。
田辺大根、吹田慈姑、摘まみ高山まな、振り柚子。
純米吟醸 百五十五年目乃お酒 (清鶴酒造)
酒母は大吟醸と同じものを用い、香り、味ともに満足のいくお酒。
合肴。
若鶏難波ねぎ焼き
焼き天王寺蕪の二色田楽 木の芽味噌、赤味噌。
射込み河内蓮根 叩き海老 道明寺。
温物。
温物。
変わり天王寺かぶら蒸し。
天王寺蕪、甘鯛、三つ葉、山椒、銀餡。
純米酒 壮の郷 (北庄司酒造)
米の味をしっかり引き出した、やや辛口の切れの良い純米酒です。
食事。 天王寺かぶらめし。
味噌椀。 赤味噌仕立て。 高山まな、薄揚げ、粉山椒。
香の物。 金時人参と田辺大根の麹漬け。
水菓子。 田辺大根ムース。
苺スライス、生クリーム、人参の葉。
なにわの伝統野菜で、久しぶりに本格的な日本料理をいただき
大阪の地酒に、ほろ酔い気分。
この会は、天王寺都ホテル 20周年記念プレイベントとして行われたものです。
「なにわの伝統野菜を食すイベント」として、今回を第1回目として
今後もシリーズで、イベントは続いて行くそうです。
第2回目は、4月15日(日)のお昼(ランチ)に、開催されます。
次回は、「なにわの伝統野菜」での フレンチです。
そしてまた、夏、秋と・・・このイベントは続いてゆきます。
私も参加しますので、皆さんもご一緒に、「なにわの伝統野菜」を味わってみませんか?
おみやげです。
天王寺かぶら漬けと、なにわ野菜のど飴は、参加者全員へのおみやげ。
こちらは関係者の友人に、いただきました。
泉州の玉ねぎがたっぷり入ったラー油です。
余計なものは一切入れずに、玉ねぎの旨味を重視して作り上げた、シンプルなラー油。
そして会場で、「なにわの伝統野菜」を買ってきました。
田辺大根、天王寺蕪、金時人参、大阪しろな、河内れんこんです。
私は長い間、大阪人として生きてきました。
そしてこんな年になって、思うのです。
先人が大切に育てて来た、「なにわの伝統野菜」を
私たちの手で、次世代へ受け継いでいかなければいけないと。
人間の最後まで残る欲は、「食欲」
食文化を大切にして、残りの人生も、いつも美味で生きていかなきゃね。