小飼弾氏が彼のブログ404 Blog Not Foundの記事「ビジネスが終わり、エコノミーが始まる - #書評_ - ネットビジネスの終わり」で、気になることを主張していた。
この本自体には読んでないので、特にどうこう言うことは無いのだが、引っかかったのは、弾氏の「対価をきちんと支払って情報を得る」というのは、情報本来の姿ではないのだ」という部分である。
この部分の彼のロジックを、もっと分かりやすく纏めて見るとおそらくこうなる。
(大前提)対価が必要なものは消費できるものだけである。⇒(小前提)情報は消費できない。⇒(結論)情報に対価を払うのは本来の姿ではない。
しかし、このロジックがおかしいことは、すぐに分かると思う。対価が必要なものは、消費できるものではなく、市場価値があるものなのである。だから、企業のノウハウや借地権などといった諸権利は、対価と引き換えに市場で取引される。また現実世界にきちんとして形を持つ土地にしても、消費はされないのだ。
ネット上の情報に限るのなら、情報一般と言った論の立て方ではなく、もっとネット自体の特性に基づいた論を立てるべきだろう。
(役に立ちましたか?) ⇒
「時空の流離人(風と雲の郷 本館)」はこちら
「本の宇宙(そら)」(風と雲の郷 貴賓館)はこちら
○関連ブログ記事
・pc4beginnerの日記
この本自体には読んでないので、特にどうこう言うことは無いのだが、引っかかったのは、弾氏の「対価をきちんと支払って情報を得る」というのは、情報本来の姿ではないのだ」という部分である。
この部分の彼のロジックを、もっと分かりやすく纏めて見るとおそらくこうなる。
(大前提)対価が必要なものは消費できるものだけである。⇒(小前提)情報は消費できない。⇒(結論)情報に対価を払うのは本来の姿ではない。
しかし、このロジックがおかしいことは、すぐに分かると思う。対価が必要なものは、消費できるものではなく、市場価値があるものなのである。だから、企業のノウハウや借地権などといった諸権利は、対価と引き換えに市場で取引される。また現実世界にきちんとして形を持つ土地にしても、消費はされないのだ。
ネット上の情報に限るのなら、情報一般と言った論の立て方ではなく、もっとネット自体の特性に基づいた論を立てるべきだろう。
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