城繁幸氏が彼のブログに、「トヨタに学ぶ「日本型雇用の守り方」」という記事を書いていた。
しかし、これは分かりにくい記事であり、何回読んでも、何を言いたいのかがはっきりしない。なぜ分からないのかを考えてみると、城氏が、大前提をどう考えているのかが、この記事を読んだだけでははっきりしないということに気がついた。
この記事から読み取れるロジックを、大前提を推測しながら2つばかり考えてみた。
<その1>
【大前提】
・工場の製造ライン業務は、非正規労働者の職の確保のために必要である。
【小前提】
・製造ライン業務に新入社員を配置するのは、非正規労働者の職を奪うものである。
【結論】
・ 新人のライン業務への配置はやるべきではない。
<その2>
【大前提】
・日本型雇用のシステムは間違っている。
【小前提】
・あらゆる職をローテさせるのは日本型雇用の典型である。
【結論】
・ローテにより、雇用調整をするのは間違っている。
間違っていたら申し訳ないが、なんとなく城氏の価値観が垣間見えるような感じがする。ただ、一時的な雇用調整をどうやるかは企業の裁量だろうし、現場業務を知らないものが本社の管理部門で机上の空論を振りまわないためには、3か月位は製造ラインに入ることは決して悪くないのではないかと思う。
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○関連ブログ記事
・しなぷす
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【大前提】
・工場の製造ライン業務は、非正規労働者の職の確保のために必要である。
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・製造ライン業務に新入社員を配置するのは、非正規労働者の職を奪うものである。
【結論】
・ 新人のライン業務への配置はやるべきではない。
<その2>
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・日本型雇用のシステムは間違っている。
【小前提】
・あらゆる職をローテさせるのは日本型雇用の典型である。
【結論】
・ローテにより、雇用調整をするのは間違っている。
間違っていたら申し訳ないが、なんとなく城氏の価値観が垣間見えるような感じがする。ただ、一時的な雇用調整をどうやるかは企業の裁量だろうし、現場業務を知らないものが本社の管理部門で机上の空論を振りまわないためには、3か月位は製造ラインに入ることは決して悪くないのではないかと思う。
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