食事の後立ち寄ったのが、電源開発という会社の若松総合事業所。ここでは、いわゆるメガソーラーと呼ばれる太陽光発電所と石炭ガス化の研究設備について勉強。
この事業所に併設されている響灘太陽光発電所は、多結晶シリコンの太陽電池パネルをなんと5600枚も組み合わせて、出力は1000kW。つまりは1MWということで、これがメガソーラーという名前の由来になっている。上の写真は、そのパネルを1枚説明用に展示しているもの。ちなみに、これだけで、大規模な気力発電所と同じkWを出そうとすると、100万kW分必要なので、5600×1000=560万枚という膨大なパネルが必要になるというわけだ。ただし、これはkWだけの話。発生する電気エネルギーを表すkWhで比べると、夜や天候の悪い日は発電できないので、バッテリーなどと組み合わせたうえで、この数倍の設備を持つ必要がある。
こちらの写真は、石炭ガス化のための研究施設。説明用のパネルを読むと、「EAGLE(多目的石炭ガス製造技術開発)プロジェクト」と呼ばれているようである。石炭をクリーンで高効率に利用するための研究を行っているということである。
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