夢二郷土美術館を出て、橋を渡るとすぐ日本三名園のひとつである後楽園がある。目標は後楽園と隣接する県立博物館だ。途中、歩道に、花弁のような白いものが大量に落ちているのに気が付いた。桜の季節でもないのになんだろうと思って良く見ると、なんとカゲロウの死骸だ。近くに旭川という大きな川があるので、大量に羽化したものと思われる。カゲロウは、儚く美しいものの代表であるが、これだけのものが乱舞していたら、まるで花吹雪を見ているような、さぞかし幻想的で美しい眺めだっただろう。
これは、後楽園の入り口に近いところにある「みどりのリズム」という彫刻。二人の少女がダンスを踊っている、見るからに躍動感の溢れる作品だ。考えてみると、少女だと、スカートの広がり具合などで躍動感を現す事ができるが、これが、半ズボンをはいた少年だったら、同じポーズでもずいぶん印象が変わってくるだろうなと、ついつまらないことを考えてしまう。
そして、これが、後楽園の入り口。ここから先に入るには入場料が必要だ。もう何回も入った事があるので、今回は入るのは止めておいた。
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