突然異世界から、32歳の脱サラ農家佐伯莞爾の所に転移してきた女騎士。彼女の名前は「エウリーデ王国 メルヴィス伯家が長女クリスティーナ・ブリュンヒルデ・フォン・メルヴィス(愛称クリス)」ととにかく長い。そして覚えきれない。ということで、今後は愛称のクリスでいこう。ちなみに、18歳の金髪美少女。
その日から、莞爾とクリスの奇妙な同居生活が始まった。莞爾は、元カノで今は官僚をしている穂奈美に助けを求める。一方クリスははっきりとは意識していないものの莞爾のことが気になっているようだ。ただ、莞爾の方は、32歳と18歳という歳の差が気になって、今のところそんな気はないようだ。でも時間の問題かな。
元カノの穂奈美と現カノ候補のクリス。女同士のバトルがと思いきや、穂奈美は厨二心を持ったオタク。「くッ殺」とか「オーク」とか「魔法」とかのキーワードに引き付けられ、クリスとも仲良くなっていく。
このクリスさん、初めての異世界の食べ物に夢中。莞爾くん、クリスさんの胃袋は既に掴んでいるようだ。それにとっても可愛らしい。これなら、歳が離れていても、異世界人でもいいじゃないとおもうのだが。ただものすごくウブなところがあるので、クリスさんに手打ちにされないようにね。どうも、莞爾と穂奈美は付き合っていたときに肉体関係があったようだ。そのことを穂奈美から聞いて真っ赤になっているくらいなのだから。
異世界人ということは、未知の病原体を持っている可能性もある。最後は防護服を着た人たちが出てきたが、その後どう展開するのだろう。莞爾とクリスの仲はそうなるのか。保奈美はクリスをいつか莞爾のお嫁さんにするため頑張ると言っているが、されさて、どうなることか。
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