アニメにもなった人気のゆるキャン△の2,3巻。静岡県から山梨県に越してきた各務原なでしこが、彼女が入った本栖高校の野外活動サークル(通称野クル)の大垣千明、犬山あおいやソロキャンパーの志摩リン、帰宅部の斉藤恵那たちとユルユルキャンプを行うお話である。特に大きな事件が起こる訳ではないが、なぜか物語の中に引き込まれてしまう。
印象に残ったことを記すと、第2巻では後に野クルの顧問となるグビ姉こと鳥羽美波先生との出会い。妹の涼子と一緒にキャンプに来ていたのだが、泥酔していてただの酔っぱらい。これが日常のようだ。でも飲んでさえいなければキレイで優しそうな先生に見える。
第3巻ではなでしこが風邪を引いて千秋がお見舞いに持ってきた山梨名物のほうとう。最初はほうとうの麺を置いて帰るつもりだたのだが、気が付けば相模原家全員の分をつくることに。しかし千秋も梨っ子とはいっても、自分でほうとうを作ったことはない。そこで頼りになるのがネットのレシピ。果たして出来具合はどうなるのか。
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