チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

雨の朝の鳥たち

2016年10月02日 | 日々のこと

曇、25度、84%

 昨日は建国記念日の祭日、香港は朝から雷を伴う激しい雨でした。走りにも行けません。モモさんにも自宅待機でトイレは我慢してもらいます。まだ明けやらない暗い空に雷は光って窓には雨が打ち付けます。家の中で濡れもせずに、雨の様子を見るのは楽しみです。雨は注意報が出る程ひどいのに、陽が上ると我が家の出窓では急に物影が動き始めます。

 私が毎日ご飯を調えるのは、主人にモモさんに自分にそして、鳥たちです。一番早起きは私、次にモモさんそしてやって来る鳥たち。鳥たちも小さな鳥の方が早起きです。昨日のように雨が激しい日ですら、陽が上ると窓辺に並んで部屋の中を覗き込んでいます。きれいな声で鳴いてくれることもありますが、鳴かずともパンが出て来るのでじっと部屋を覗き込むばかりです。鳩と違って、コウランやスズメなどは窓を開けるとひょいと隣家の窓辺に移動します。うまくカメラに納まってくれません。

 雨の降る中を巣から我が家まで飛んで来ますからずぶ濡れです。 毛は逆立ってボサボサ、まるで巣立ったばかりの小鳥のようです。

 お天気が良くても雨が降っても台風の風が強い日でも、鳥たちは日が上る頃から日没の少し前まで幾度となくやって来ます。あげるのはほとんどパンです。鳥たちのためにパンを買って来るのですが、ここ2週間は焼き損ないのパンをあげることもありました。焼き損ない、はい、例の新しいオーブンの調子がまだ掴めません。大きな理由はオーブンが対流式でないことです。火が上火だけ、しかも庫内が狭いので大きな型のパンに火を通すのは難しいものがあります。へこたれずに配分も調整しながらオーブンと付き合っています。

 小鳥たちだけなら大した量も要りませんが、鳩が総勢6羽も加わるとあっという間にパンが無くなります。夏場は木の実もあるでしょうが、冬になると寒さも加わってあげるパンの量を増やします。春先の巣をかけ始める頃も量を多めにあげます。巣でひなが孵る頃ともなれば、窓辺で食べるパンをくわえてどこかに飛んで行く姿も見られます。雛に持ち帰っているのでしょう。

 やって来る鳥たちは皆常連です。たまにやって来る見知らぬ鳥は、直に追っ払われてしまいます。食べ散らかし専門、後片付け専門、我が家の小さな出窓にも小さな鳥たちの社会が存在しています。

コメント (2)
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