チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

秋色の和菓子

2016年10月06日 05時31分49秒 | 日々のこと

曇、26度、81%

 香港も朝晩は涼やかな風が吹きます。30度を超す気温ですが、空の色、雲の形がすっかり秋を感じます。年々湿度の高い秋になって来ています。以前は秋らしさを感じるとこの香港でも湿度がぐっと下がりました。10月に入っても生まれて来る台風のせいかも知れません。

 日本から秋らしいお菓子を頂きました。 パット目にも鮮やかに飛び込んで来たのは、オレンジ色の琥珀糖です。京都「霜月」の琥珀糖、春には新芽の山椒の琥珀糖を頂きました。秋には「秋山路」と名の付いたこの色鮮やかな琥珀糖です。柿にゆずの香りが忍ばせてあります。琥珀糖と対照的に地味な色のお菓子は栗きんとん「栗之介」宮崎のお菓子です。この「栗之介」栗とお砂糖だけで出来ています。お砂糖も少ないのか自然な栗のお味と香りが口に拡がります。

 香港でも栗が出始めました。あとひと月もすると、焼き栗売りのリヤカーも出て来ます。いがぐりの中から出て来る栗の実を拾ったのは随分昔のことです。山が紅葉することのない香港です。いつの間にか地味な山の色に変わって冬を迎えます。日本の燃えるような紅葉はしばらく見ていません。そんなことを徒然と想いながら琥珀糖を口にポイポイ。いくらでも食べれます。

  もちろんこの方も日本の秋を堪能させてもらいました。右上から時計回りです。モモさんとお菓子をテーブルにおいたまま、お茶を入れに台所に行きました。戻って来てもお菓子はそのまま。モモさん自分からガブリとはしません。モモさん、お手も、お預けも何も芸が出来ませんが、おやつもご飯も私があげるまではじっと待っています。それで十分よ。モモさん、私の食べるものは絶対にもらえると確信しています。

 季節を感じて生きる日本の繊細さをいつも届けてくれてありがとう。

コメント
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