曇り、21度、76%
我が家の玄関を出ると幹線道路の向こうに一つコンビニが見えます。でも、大きな道を渡るのが億劫です。そこで家の裏手のコンビニにコピーに行きました。セブンイレブンです。
香港にだってセブンイレブンはありますが、日本のコンビニの走りの頃のように食べるものしかありません。コピー機の横にはATMもありお金の出し入れも自由です。こんなこと当たり前の日本の世の中です。携帯を見れば自然にWi-Fiにつながっています。お店の中は学校が近くに多いせいで学生がたくさん、車で来る主婦のような人もいます。日本の家で寝泊まりするようになってコンビニにはご無沙汰です。ゆっくりした作りの店内を回ってみました。
パッと目に入ってきたのは、デザインされた文具です。シンプルなパッケージのものが多いセブンイレブンで明るいコーナーです。loftのコーナーです。こういうデザインものにめちゃくちゃ弱い私です。このコーナーの前で立ち尽くします。家にはいっぱい使わないものが溜まっているというのに小鳥の小屋に惹かれて、ポチ袋とミニレターセットを手に取りました。この二つをしっかり握ってお店を回ります。
セブンイレブンの開発商品も冷凍食品、洗剤、身に付けるものにまであります。洗濯洗剤の容器など大手の会社のものより無駄のないデザインです。スリッパやカイロのコーナーがあるのは季節ものです。
買ったのはたったこの2つだけ、でもなんだか嬉しくなる買い物です。日本の家は私が育って家です。ちょっと可愛い文具をと思えばバスに乗って中心街の天神まで出ました。家の近くにしゃれたものなどありませんでした。近くの学校の学生さんたちもこのloftのコーナーの前で品定めをしています。
日本独特の便利さかもしれませんが、住んでいる人たちにはこの便利さの心地よさは当たり前になって分からないと思います。海外からの観光客が目を見張るのも頷けます。
ポチ袋を片手に思います、「よし、別のコンビニものぞいてやろう。」