チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

BRAUNのラジオ

2016年10月25日 | 身の回りのもの

曇り、18度、71%

 日本の家にはあいかわらずテレビがありません。大きな幹線道路に近いのに、香港の家に比べると静かなところです。夜ともなれば、道を歩く人の足音が聞こえてくるほどです。テレビもない家の中は時計の音が静かに流れます。

 さすがに天気予報など必要に感じます。そこで、ラジオを買うことにしました。小さくていいのです。目障りにならない形がいいなと思います。電気屋さんでも探しました。でも今ひとつ。たまたま通りかかった香港の電気屋さんでBRAUNのラジオを見かけました。BRAUN、あのシェーバーで有名なBRAUNです。最近ではクロック、腕時計も若い人の間で人気があります。香港の家の小さなクロックはやはりBRAUNです。20年近く同じ型のものを使っていますが、実は3代目です。ある日急に動かなくなりました。初代は、ドイツ製でしたがその後の2台は中国製です。どこが気に入っているかって、針やアラームのスイッチが緑色、黒のボディにこの緑色がポイントです。

 確かラジオは周波数を受けるのだから、日本で使うなら日本で買ったほうが無難だと思いました。手に入れたのは、ふた月前に帰国した時です。香港からの荷物は着くは、息子家族は来ているは、ゆっくりラジオと向き合う時間もありません。このラジオはデジタル表示のアラーム付きです。電池を入れたままにしてるとラジオ波を受けて自動的に時間がセットされます。ラジオの周波数を合わせることもなく香港に戻りました。

 日本の家に着くなり気になっていたラジオのスイッチを入れました。アンテナマークが点灯して、あっという間に自動でチューニングしてくれました。この静かな家にスピーカーから音楽が流れます。母が施設に入って以来のことですから、音が流れるのはこの家にとって6年ぶりのことです。

 この手のひらサイズの小さなラジオ、やっぱりBRAUNらしくスッキリしたデザインです。そして、デジタルのバックライトをつけるスイッチは、やっぱり緑です。時計以外の音、少しづつ生活らしくなってきました。

コメント
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