曇り、25度、84%
欧米でも抹茶ラテが人気だそうです。コーヒーにミルク、紅茶にミルクの感覚はわかりますが、以前緑茶にミルクを入れて飲むという白人の方に会いました。その方は烏龍茶にもミルクとお砂糖を入れるそうです。なんだか想像してだけでも私にはついていけませんでした。
食べ物、飲み物には保守的です。日々飲むものもほとんど冒険をしません。抹茶ラテを飲んだのは、なぜかソウルの喫茶店でした。もう6年も前の話です。あら美味しいじゃない。それっきり、抹茶ラテのことは忘れていました。ここ数日、香港も朝は少し涼しく感じます。なぜか抹茶ラテが飲みたくなりました。
ミルクを泡立てる機械は持ちません。でもお茶筅があります。カップも熱々にして、お茶をたてて、これまた熱々のミルクを注ぐだけ。なんとミルクとお抹茶のバランスのいいことか。お抹茶は濃いめに入れました。もう少し泡泡が欲しいなあと思います。ミルクとお抹茶は味だけでなく香りもお互いを引き立てています。甘さはひとまずクッキーだけ。スパイスが微かに香るクッキーです。メープルシロップを入れるとまた違った香りになりそうです。ミルクをアーモンドミルクに変えるとこれまた違った抹茶ラテができそうです。飲んでるうちに想像が膨らみます。
ほうじ茶ラテも美味しいよと友人が言います。カフェインの摂取を気にする人にはほうじ茶はもってこいです。ちょっと渋みを出したほうじ茶ならミルクと合いそうだわと思います。
一年中、朝一番に飲むのは熱いミルクコーヒーです。プクプクと泡など立てませんが、もう長いこと朝一番の私の体を目覚ましてくれています。しばらく、3時のおやつには抹茶ラテ、ほうじ茶ラテが登場しそうです。ミルクの泡だてを買おうかな。茶筅を一本ミルク用におろそうかな。抹茶ラテならチョコレートのお菓子がいいなあ。ほうじ茶ラテなら栗やりんごのお菓子も合うなあ。私の想像はますます膨らみます。気温の変化に味覚は敏感です。