チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

「みつば動物病院」

2017年05月24日 | もも

雨、21度、70%

 モモさんが日本に来てお世話になった動物病院、そしてココがおそらくずっとお世話になる動物病院は我が家から歩いて10分ほどのところにある「みつば動物病院」です。日本に帰国を決めてまずしたことは日本でのモモさんの病院探しでした。動物病院の数も昔に比べて増えています。外から見ただけでしたが、近くの「みつば動物病院」は良さそうに見えました。

 モモさんが排便困難が始まって、「前立腺だ。」と思い病院に連れて行ったのは3月の半ばでした。香港の先生からは去勢手術をすれば良くなると言われています。去勢手術をしてもらうことを予め心に決めて病院に行きました。もちろん先生を見て決めるつもりです。私は手短に状態を話し病院内の設備などもそれとなくチェックします。単刀直入に「去勢手術をしてください。」と申し上げました。直感的にこの先生、この病院を信じようと思いました。

 香港のかかりつけの動物病院では診察室にスキャンできる機材などありませんでした。香港では一番大きないくつも診察所を持つ動物病院でした。香港という土地柄、その上香港人のペットを飼うということの歴史が短いという背景があります。各国出身の獣医さんがローテンションで診察所を回ります。もちろん言葉は英語が主です。モモさんが大きな病気をしなかったので病院の設備などさほど気にもなりませんでしたが、日本の個人の動物病院でさえ機材も含めてこれほどしっかりしているとは驚きです。

 モモさんが排尿困難の状態になってからは、ひと月以上毎日導尿に通いました。「みつば動物病院」が3日続けて先生の研修でお休みの間、紹介で別の動物病院に通いました。設備はどこも立派です。ところが先生や看護師さんの応対はとてもがっかりさせられました。この3日を除いては、「みつば動物病院」のお休みの日でも、夕方、先生はモモさんの導尿のためにドアを開けて待ってくださっていました。短いお付き合いなのに本当によくしてくださいます。

 先生ご夫妻が獣医さん、看護婦さんたちも気持ち良く対応してくださいます。そして何よりこの「みつば動物病院」のいいところは、交通事故にあった引き取り手のない犬や猫が院内にいることです。患者が少なくなる時間には診察室にもやって来ます。 受付にはこれらの犬たちの名前と簡単な紹介も出ています。ココが狂犬病の注射を打ってもらっている最中の様子です。奥さん先生にココはしっかり抱かれ、ご主人先生にあっという間にお注射してもらいました。モモの導尿の時もこのお三方励ましにやって来てくれました。

 ココは狂犬病の注射も済みました。2週間で800グラム太りましたがもっと太らせてくださいということです。日本の病院設備に驚いたこと以上に本当にいい病院に巡り合ったと思っています。

コメント
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