晴、27度、93%
少し変わったチーズを食べました。アメリカの小さなファームチーズです。工場製品のものと違ってポーションもアメリカ製にしたは小さいものです。ひと月ほど前、この同じファームの黒胡椒がまぶさったチーズを主人が持ち帰りました。黒胡椒とチーズ、ありそうで初めての出会いでした。同じような色合いなので、黒胡椒のチーズだと思い開けて一口、「あれ?胡椒ではない。」馴染んだ香りなのにすぐには正体がわかりませんでした。包み紙はゴミ箱です。もう一口。
目を凝らしてチーズの表面を見ると胡椒ではない黒いものがまぶされています。コーヒーでした。濃縮のコーヒーを幾度も刷毛塗りしたような感じです。コーヒーにクリームを入れますからコーヒーとチーズの相性はいい筈です。チーズにはいつもコーヒーを合わせるという友人もいます。斬新な組み合わせではないのに、口の中では新鮮に感じます。あまり暑いので昨晩は白ワインでした。このチーズ、白ワインの方が美味しい。
黒胡椒の時も思ったのですが、ここのファームチーズはチーズ自体のコクが違います。香りも味もしっかりとした牛乳で作るチーズです。アメリカのチーズといえば工場生産の大量パックを思い浮かべますが、ファームチーズの「モントレージャック」などヨーロッパチーズにない美味しいものもあります。そういえばもう一つ同じような包みが冷蔵庫にあったと思い覗いて見ました。以前の黒胡椒です。主人は私のためにチーズをたくさん買って帰って来ます。よく見ないでカゴに入れてるのかもしれません。美味しいチーズに出くわすと思わず顔がほころびます。