曇、29度、79%
日中は暑いのでクーラーの効いた部屋でベットにゴロッと横になり本を読んでいます。時折ベットに座り直してお日様がカンカン照っている庭を眺めます。植物たちは偉いなあと思います。一歩も動かず、お日様をじっと浴びています。「さぞ暑いだろなあ。」目を凝らしていると、そんな植物の葉陰に動く物が見えます。虫たちであったり、爬虫類であったり。
昨日家を訪ねてくださった方が、「すごい蝉の鳴き声ですね。」とおっしゃいます。「はい、全部自前です。」国道から数メートル入った場所にある我が家です。ご近所には我が家より大きなお宅もあります。にも関わらずこれだけ蝉が鳴いているのは我が家だけです。朝起きて庭に出ると、至る所に蝉の抜け殻と蝉の亡骸が転がっています。 植物を植え替えようと地面を掘ると蝉のよく太った幼虫が寝ています。どうしてこんなに蝉がいるのかわかりませんが、朝の8時くらいから12時前までは蝉時雨の中にいます。流石に日中は暑くて鳴けないようです。
今年はカナブンがよくやって来ます。 この網戸がお好きで、必ずここに停まって行きます。私はご飯を食べてる間はカナブンのお腹を見ています。
庭を歩くと道先案内よろしくバッタが飛びます。バッタが多いとハーブたちが食べられるので要注意です。 バッタは環境で色が変わるらしく、このトノサマバッタは茶色です。バジルの葉っぱの下にいるショウリョウバッタは緑です。
返り咲きのバラが枯れて来たので、切り取ると小さなカマキリがついていました。小さいくせに一端に鎌を振り上げて来ます。
どんなに夏が暑くても、どんなに冬が寒くても庭の虫たちは季節を違わず生まれて来ます。蝉ばかりかこの虫たちも全部我が家の自前です。