曇、6度、78%
63年前、福岡の日赤病院で私は生まれました。当時にしては初産の遅かった母の陣痛が始まると、父はバイクの後ろに母を乗せ福岡の西から東まで飛ばしたと聞きます。お天気の良い午前10時に生まれたそうです。3,000グラムを越す女の子にしては大きな赤ん坊だったようです。生まれたばかりの私を抱く父の写真が一枚残っています。
63年、長いようで短いものです。毎年いろいろなことがありますが、無理をせずひとつひとつ乗り越えてきたように感じます。きっとこれからも同じことでしょう。何が起こるかわからない、落ち込むことも、思わずはしゃぐこともあるでしょうが気負わず、無理せず自分のペースで生きて行くしかありません。
小さい頃から自分の誕生日が好きです。特に父が逝った48歳という年齢を越した頃からこの日は一年のうちで一番大事な日と思うようになりました。一年無事に過ごせたこと、また次の一年を自分の思う自分に近づけることができるよう毎日を送りたいと、この日に思います。毎年書きますが「私の元旦」です。
去年は目まぐるしい一年でした。今年もまたそれらの事を引きづっています。それとは別に自分の中では波風を立てないように努力です。小柄ながら健康で過ごしています。精神的なものが身体にも影響する年齢になりました。
今日の目覚めを良いものにするために昨日は心穏やかに過ごしました。いつもの時間に目覚めました。また一年、目の前のことに向かって行く年になると思います。亡くなった両親を含めて家族に感謝します。友人に感謝します。
自分のために作ったケーキをココさんと食べます。 ココさん、昨日からこのケーキの存在を知っているので落ち着きません。今年も一日一日、自分なりに過ごすことができますように。