晴、13度、90%
誕生日の日に小ぶりな蘭をいただきました。60歳の誕生日にはミモザをいただき、それから3年、一時枯れかかったミモザがこの早春また見事に花を咲かせました。お誕生日にいただく植物は私自身に重ねてしまいます。元気がなくなると、「おい、真奈、大丈夫?」と声をかけます。また今年も私の分身ができました。可憐なデンドロビュームの蘭です。その名も「エンジェルビューティー」。急に若返った気分です。
郵便屋さんが抱えるように大事に運んでくれた「エンジェルビューティー」 はガラスの鉢に仕立てられています。中は水苔でしょうか?花が咲くこの時期は根をいじめないようにしなくてはいけません。数株にたくさんの花をつけています。柔らかな花弁の縁は薄い紫です。ごく微か香ります。
「マコデス」に始まった小さな蘭は3つ、先日買った「シルコッキー」とこの「エンジェルビューティー」は同じデンドロビュームです。 花付きが全く違いますが、茎を見ると同種だとわかります。
改良の進む蘭です。育て易くなったと言われますがそこはやはり蘭、気難しいこともあります。この「エンジェルビューティー」を何処に置こうかと家をぐるぐる回わりました。日差しも欲しい、あまり寒くなく、座敷の小机に置きました。
居間に戻ると、 ココさんが送られてきた箱の番をしていました。扉のようになっているので気になるのでしょう。2つのデンドロビュームを比べていると、やって来てクンクン。 モモさんもこうしてよく花を匂っていましたっけ。きっと私がどんな花でも匂うので真似をしているのかもと思います。
日に日に暖かさを増して来ました。庭の花の蕾たちもぷっくりと太って来ています。身近に花がある生活は今の私の楽しみです。大事に育てなくては。