雨、18度、88%
昨日は朝から雨でした。降っているともわからないほどの雨、しかも暖かな一日でした。窓辺に立って雨を見ました。濡れても気にならないほどの暖かな雨は地面にゆっくり染み込んで行くようです。もし許されるならこの雨を「たおやか」と形容したくなるような雨でした。
傘もささずに庭におりました。緑の新芽も花芽も気持ちよさそうに雨を浴びています。 月桂樹の花が満開です。お日様が出るとミツバチが集まります。 モッコウバラの蕾が今にもはちきれそうに膨らんでいます。 気の早いバラの蕾が色づいています。 レモンの花が開いています。鼻を寄せると甘い香りです。 数本のラナンキュラスが開き始めました。球根を植えたまにしていても春を違わずに芽を出しました。小ぶりなラナンキュラスです。大きく開くと花びらの一枚一枚が絹のように滑らかな花です。
ポリッジもひと花咲きました。こぼれ種から芽生えたポリッジです。 ムラサキケマンはすっと伸ばした茎に愛らしい花をつけています。 春本番と庭の隅々に花を咲かせるカキドオシです。
ニュースを聞くと気の重いことばかり、博多の古くから続くお祭り、「どんたく」が中止になるそうです。気持ちが揺らぐ日々の中、暖かな優しい雨の庭を歩くと心が静まります。 ココさんはデッキからおりて来ません。
今日も一日雨だそうです。雨が地面に染み込んで草木の根を潤します。葉や花も洗われたように色を輝かせます。春先の雨は植物の目覚めを促しています。見出し写真はカタクリです。