晴、10度、70%
庭のミモザが満開になり、そのひと枝を手折ってクルッと巻いただけのリースを玄関先に飾ったのはひと月以上も前のことでした。フレッシュなミモザがドライになりいい色に落ち着いていましたが、春の日差しにさみしく感じるようになりました。そこで、丈の低いデージを求めてリースを作りました。
丈が伸びるようではリースに向きません。色合いを考えて植え込みます。このデージーは葉がクリスタルリーフと言うそうで、やや肉厚、確かに葉の表面が水滴でもついたかのように光っています。出来上がりはその葉の色が重たく、花がはっきりと見えません。 フレッシュなリースに向く向かない花選びも大事だと知ります。花色もなにやら我が家に似つかわしくありません。洋風の新建築の家なら映える可愛い色です。そう思ってひと晩ふた晩、三日目から「あら!」デージーの花は全部向かって右側を向いたままです。この玄関は西向き、特に右から西日が差します。花には本来「陽向性」日の光の方に向く性質があります。デージーはその性質が著しいのか全部右に花を向けています。仕方ありません昨日から180度逆さまにぶら下げました。デージーの花の性質をよく知らないので起きた現象です。
「まあいいか。」デージーの花が咲き続ける間、数日毎に逆さまに吊るすことにします。