チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

鯛のグリル

2022年12月28日 | お夕飯

晴、4度、76%

 お魚のグリルは我が家の定番料理です。丸のままのお魚に魚用の「ミックスハーブ」とオリーブオイルをかけて焼くだけの簡単料理です。 白身のお魚の身がふっくらと持ち上がりハーブの香りが楽しい一皿、これもまた主人が帰国前から作って欲しいと言っていたものです。

 香港の頃もよく「鯛のグリル」を作りました。鯛は香港でも釣り上げられます。黒鯛が上がる時期もありました。地元の鯛がないときはフィリッピンの鯛を買って作りました。香港でもお安い魚ではありません。鯛の顔を魚屋で見るとホッとするのは、福岡の人間だからでしょう。ここ福岡は一年中鯛が出回っています。「連子鯛」「真鯛」「黒鯛」「イトヨリ鯛」「金目鯛」お刺身にしても焼いても蒸してもお煮付けもそれぞれ美味しくいただけます。

 年末、お魚屋さんには大きな魚が並びます。「ブリ」が筆頭の福岡です。「スズキ」も小ぶりながら上がってきます。5年経ってようやく福岡の魚の一年の回りがわかってきました。昨日、ちょうどいい大きさの「真鯛」を見つけました。大きくても小さくてもいけません。身のつき具合はしっかりしています。「今晩はグリル!」とその場で決めました。

 一つ問題があります。グリルにいまひとつ私が馴染んでいません。香港時代の「オーブングリル」はなんでもこなしてくれました。火加減もよく頼もしい道具でした。この家のグリルは小さく火の通りが早すぎます。焼き上がる時間すらまだ掴めていない状態です。主人の仕事から帰る時間が遅れたので、一旦火を止めました。

 ご覧のように焦げを作ってしまいました。それでも切れ目はワッカリと割れて身がホロリと取れました。目の周りの火入りが心配でしたが、十分火が入っています。二人でちょうどの大きさです。

 調理器具との付き合い方を考えます。すぐにコツが飲み込める器具、そうでないものもあります。グリルに苦手意識が出ています。焼くという単純な調理です。野外のグリルの焦げを思えば、昨晩の「鯛のグリル」もまあ出来のいい方かな。


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