晴、21度、64%
老舗のお菓子屋さん、いえお菓子屋さんばかりか老舗のお店は包装紙や商品を入れる箱もいい作りをしています。デザインがいいのも一つ、質感がしっかりしていることも特徴です。ひと目包み紙を見るとどこのものかわかる、老舗の持つ強みのように思います。
一年に幾度か虎屋のものをいただきます。羊羹の虎屋です。お使い物として虎屋の和菓子は私も重宝しています。ずっと変わらない包み紙、お菓子に合わせた箱、貰った物も差し上げるものも手にした時に包み紙から虎屋の匂いがします。
虎屋ですから虎の文様。先日、初めて虎屋の缶入りお菓子をいただきました。いつもはしっかりした箱です。しかも虎屋らしからぬブルーの缶です。らしからぬですが、とても綺麗な色、虎がうっすら見えています。
ドキドキしながら蓋を取りました。 和菓子のセットです。小羊羹のパッケージは秋の紅葉です。蓋を取っても美しい。
虎屋の空き箱は硯入れにしたり、箸入れにしたりと日常に使っています。この缶には何を入れようかな。贈り主は私の缶好きをよくご存知の方です。
お菓子を食べようと缶を開けます。でも、お菓子の並んでる様子が素敵で食べられません。食べる喜び、見る喜び、缶を使う喜びです。虎屋はパリにもお店があるそうです。パリのお店ではどんな包装紙、どんな箱が使われているのか見てみたい。頂きものから広がる楽しさです。ありがとう。
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