マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

かぐわしい5月の風

2013-05-24 | Weblog
ライラックの花は枯れて茶色くなってそのまま枝についていますが、
少しでも沢山日の光を浴びようとぐんぐん伸びる枝と葉の間に隠れようとしています。
アカシア(ニセアカシア)の花はあっという間に散って、
長い間咲いていたエンジュの黄色い花も色あせて、
蜜柑の花が咲き始め、
いよいよセンダンの花咲くの季節になりました。
深泥池のほとりのイボタノキの白い花の周りにもいい香りが立ち込めていることでしょう。
木々はこんもりと緑に覆われ一回りもふた回りも大きな姿になって、
香りのいい花が次々と入れ替わりながら咲き続けます。

だから5月の風はこんなにもかぐわしく心地いいのでしょう。

写真は御陰橋の袂の満開のセンダンの木です。
交差点にはセンダンのいい香りが立ち込めています。
信号待ちの時に胸いっぱいセンダンの香りを吸い込みます。
香りの強さは時間によって変化するみたいです。
丈夫で早く育つので材は古来からいろいろなモノに役立ってきたそうです。
実のなっている様子も美しいし、この香りは本当に素晴らしい!
葉には防虫効果があるそうですが、
ということは有毒物質が含まれているということで、
実も食べてはいけないそうです。
けれど近年はインフルエンザウイルスに対して効果があることが実証されて注目されているそうで、
なかなかすごい木です。



コメント (2)
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