マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

かえる・蛙

2021-10-11 | 自然
毎晩キッチンのガラス窓にくっついている小さなアマガエルくん。
裏しか見えませんが。
外が暗くなるころに必ずやってくるのです。
明りに集まる小さな虫が目当てなのでしょう。
晴れの日も雨の日もやってきます。
いろんなポーズで張り付いています。

カーテンを閉める時に、毎晩今日も元気にやってきたね、と嬉しくなります。
アマガエルは吸盤があるので、
どこにでもくっつくことができます。


下はニホンアカガエル。

水田に多いカエルですが、トノサマガエルと同じく、
吸盤を持っていないので、コンクリートをよじ登れないので、
今では各地で絶滅危惧種、準絶滅危惧種になっているようです。
ニホンアカガエルはアマガエルに比べて、声が小さくてコココ・・・
というような声で鳴きます。

夏の間中、蛙の声を毎日聴きます。
ずーっと鳴いているわけではなく、
急にちょっとだけ鳴いたり、
1匹だけ鳴いたり、合唱したリ、
ぱたっと静かになったり・・・
蛙の声はとても心が和みます。

草野心平に蛙の詩があったな、と思って本棚を探って久しぶりに読んでみました。
こんなにせつない詩だったっけ・・・
なんとなく、もっと愉快な詩だった気がしていました。





『草野心平詩集・蛙の歌』
絵と書  草野心平
岩崎書店、美しい日本の詩歌15・1997年

コメント (4)
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