保存期間を過ぎた雑誌や本のリサイクルフェアに行ってきました。
(伊勢市の大きな図書館のリサイクルフェアは初めてでした)
10時15分頃に到着しましたが、
整理券を貰って、自分の番号が呼ばれるまで、2階の会場に入ることができません。
下の図書室で本を見ながら待ちました。
土曜日なので、親子連れが多く、子どもたちが大事そうに本を抱えている姿が「かわいい」!
1時間半くらいたって、番号を呼ばれて、広い会場に入ると、
ぎっしり並んだ本と、一生懸命本を選んでいる人たちの熱気に包まれていました。
人気のある雑誌などは早い者勝ちなので(午前10時45分までは、冊数制限もある)
早朝、6時半くらいから並ぶ人もいるそうです。
古本屋さんが無くて寂しく思っていましたが、
こんなところに、こんな形で古本を求めて楽しんでいる人が沢山いるのだなと思いました。
雑誌でも、文芸雑誌などは、まだ残っていて、
「文学界」「現代詩手帳」や「世界」などは沢山ありました。
誰も借りる人がいなかったのか、時は経っていても本を開くと中はピカピカで、栞も新しいまま、という本もあります。
写真左上の「山田風太郎」の「室町御伽草子」は32年前の本、もう角が擦り切れていますが面白そうです。
「信貴山縁起絵巻」の画集、
岩波の「図書」2021年の一年分12冊
子どもの本「竹で作るくふう」は私にも出来そうな竹の工作の本です。
他にも持ちきれないほどたくさん貰ってきました(10時45分以降は冊数制限なし)
図書館に行くたびに、宝の山だな、と思いますが、
その宝の「かけら」をこうしてゆっくり手にして楽しめるとは!嬉しいことです。
図書館から出ると、
冷たい風が押し寄せ、空は暗く、粉雪が舞っていました。
帰り道いつものスーパーに立ち寄った時には強い風が吹いていて、
霰(あられ)が地面に転がって、
スーパーから出てきた時には晴れていて、
家に帰り付いた時には霙(みぞれ)になっていて・・・
という、この辺りではとても珍しい天候でした。