真冬の秡川の様子を見たくて久しぶりに行って見ました。
川沿いの道をウオーキングの人や犬の散歩の人たちがちらほら、
菜の花も沢山咲いて、のどかに見えますが、実は震えるほど寒い!
この小さな川の向こうは松阪市で、こちら側と行政区が違います。
橋を渡ると、立札が立っています。
秡川は、櫛田川から分かれて、平野部を流れ、伊勢湾に注ぐ川ですが、
川沿いはこちら側も、向う側も雑木林で、竹やぶや、落葉樹が多い場所や、常緑樹が多い所や、変化に富んでいます。
時折り、風がうなり声をあげ、木々が擦れ合う音が聞こえました。
今にも崩れそうな小さな3つの地蔵堂がありました。
そして、広い田んぼが広がっていました。
祓川は、川上から川下まで、何時も美しくて、感激します。川岸をコンクリートで固めなければ、きっと、どこの小さな川でも、こんな風になるんだな、と思います。
「祓い川」の由来は、斎王が、京都や奈良から斎宮へ来る時に禊をした、と言われています。斎王の住んだ御所(斎宮)まであとすこし。豪華な住まいだったそうです。そこで、天皇の未婚の娘が神宮の巫女となってくらしていました。いったい、どんな暮らしだったのでしょうね。人身御供のようにおもえます。