中学生の時に編み物を覚えてから、マフラーを編み、バッグを編み、帽子を編み、セーターを編み・・・
新しい技法を知ったらすぐに試して、珍しい糸を見つけたら購入して編み・・・
編んではほどき、また編んで・・・
数えきれないくらい沢山編みました。
そのうちに、毛糸屋さんが町から消えて、毛糸はとても高価!なものになってしまいました。
でもその頃100均に毛糸が並び始めました。
勿論、毛糸と言ってもウールではなくてほぼアクリルですが、
しだいに色合いも、風合いも随分変化に富んだものが並ぶようになって、手軽に楽しめます。
一昨日、セリアで、メイド・イン・トルコのアクリル100%の段染め毛糸を3個購入。
幾つかのYouTubeを参考にして、さっそく帽子を編みました。(2個とちょっとで出来ました)
堅めの糸なので、形がしっかりとした帽子に最適です。
もちろん伸ばしたり、反らしたりも出来ます。
私は頭周りが小さいので市販の帽子はゴソゴソで合いません。
しっかり頭にフイットとした帽子が出来ました。
自転車に乗る時も大丈夫そうです。
こんな赤い帽子は初めて、冬はグレーや茶の服が多いので、いいかも。
続けて、もう一つ編みました。
ダイソーの段染め一玉(200円)で。
こちらは柔らかな糸なので、後頭部をクシュッとさせてかぶるデザインにしました。
かぶり口は頭周りにしっかりフイットするように編むのがコツです。
編み物などの手仕事は、集中し始めると夢中になります。
どこか知らない海辺を一人で歩いているような、不思議な感覚があります。
孤独だけど孤独じゃない、それが「幸せ」ということかなと思います。
私も、髪が抜けてしまったあと、帽子をあれもこれも試しましたがどれも合わず(髪がないのに被るのは恰好がとれません。
マリヤンカさんの編んだ帽子はそのころの私にもきっと似合ったでしょう。
ありがとうございます。
頭の形、髪の毛の質や生え方、人によって、年齢によっても随分違いますよね。
だけど、売っている帽子の種類は少なくて、
色、質感、形、サイズなど、なかなか自分に合うのを探すのは難しいです。
日よけや、防護、そして高齢化の時代、
おしゃれの面でも、
帽子はもっと注目されてもいいような気がしますが
どうでしょうね。