昔、京都では、「反共は戦争前夜の声」という言葉がありました。
革新府政が長く続き、思うような開発が出来ず、我慢がならない財界が、選挙の度に、
福祉や教育では儲けにならない、革新府政(社会党と共産党)のせいで、京都は遅れている、と反共攻撃を強めていました。
その時に「反共は戦争前夜の声」という言葉を聞きました。
その時はピンときませんでしたが、今はよく解かります。
革新府政が敗れた時、真っ先に行われたのは、
府庁に掲げられていた「憲法を暮らしの中に生かそう」の大きな垂れ幕を下ろすことでした。
日曜日にこっそりと行われました。
私は政治は嫌いだし、新聞なども丁寧に読むわけではありませんが、
今、「戦争反対の声」を封じようとする力が強まっていると感じます。
日本はどこから見てもアジアの一員なのに、アジアの国々と仲良くする努力をせず、
アメリカに言われるままに、出かけて行っては金を撒き散らして偉そうにする。
反共の砦でもある統一教会、日本会議(生長の家)、創価学会、等の宗教とガッチリ手を組む。
「憲法を守れ」や「戦争反対」の声を封じ、
「教育」や「福祉」や「医療」に金を惜しみ、
ひたすら「軍事」拡大へと進もうとする。
人の命が軽んじられ、人の価値が貶められています、
政権への批判の声が高まる度に、共産党や、他国の様々な物事をあげつらう記事や文書が増え目立ち始めます。
大政翼賛は既に始まっている気がします。
沖縄を捨て駒にして、再び戦場にするシナリオがもう書かれているのかもしれません。
石垣島で、貴重な自然を破壊し、ミサイル基地の建設が強行されようとしています。
そうやって、中国を挑発し、もし本当に爆弾の1発を、沖縄の基地にでも落としてくれたら、と願っている気がします。
そうすれば、晴れて戦争ができる・・・
そうすれば、ウクライナのように、世界中が日本に味方してくれるだろう、
と思っているのでしょうか。
スーパーに並ぶ食料品や、百円ショップに並ぶ日常品、
肥料や飼料、様々な工業製品から、
中国が撤退したら一体どうなるのでしょう?
なぜ仲良くしようと努力しないのでしょう。
「反共は戦争前夜の声」は、本当にそうかもしれない、
どうなるのでしょう・・・
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