マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

「反共は戦争前夜の声」

2023-02-19 | Weblog

昔、京都では、「反共は戦争前夜の声」という言葉がありました。

革新府政が長く続き、思うような開発が出来ず、我慢がならない財界が、選挙の度に、

福祉や教育では儲けにならない、革新府政(社会党と共産党)のせいで、京都は遅れている、と反共攻撃を強めていました。

その時に「反共は戦争前夜の声」という言葉を聞きました。

その時はピンときませんでしたが、今はよく解かります。

革新府政が敗れた時、真っ先に行われたのは、

府庁に掲げられていた「憲法を暮らしの中に生かそう」の大きな垂れ幕を下ろすことでした。

日曜日にこっそりと行われました。

 

私は政治は嫌いだし、新聞なども丁寧に読むわけではありませんが、

今、「戦争反対の声」を封じようとする力が強まっていると感じます。

日本はどこから見てもアジアの一員なのに、アジアの国々と仲良くする努力をせず、

アメリカに言われるままに、出かけて行っては金を撒き散らして偉そうにする。

反共の砦でもある統一教会、日本会議(生長の家)、創価学会、等の宗教とガッチリ手を組む。

「憲法を守れ」や「戦争反対」の声を封じ、

「教育」や「福祉」や「医療」に金を惜しみ、

ひたすら「軍事」拡大へと進もうとする。

人の命が軽んじられ、人の価値が貶められています、

政権への批判の声が高まる度に、共産党や、他国の様々な物事をあげつらう記事や文書が増え目立ち始めます。

大政翼賛は既に始まっている気がします。

 

沖縄を捨て駒にして、再び戦場にするシナリオがもう書かれているのかもしれません。

石垣島で、貴重な自然を破壊し、ミサイル基地の建設が強行されようとしています。

そうやって、中国を挑発し、もし本当に爆弾の1発を、沖縄の基地にでも落としてくれたら、と願っている気がします。

そうすれば、晴れて戦争ができる・・・

そうすれば、ウクライナのように、世界中が日本に味方してくれるだろう、

と思っているのでしょうか。

 

スーパーに並ぶ食料品や、百円ショップに並ぶ日常品

肥料や飼料、様々な工業製品から、

中国が撤退したら一体どうなるのでしょう?

 

なぜ仲良くしようと努力しないのでしょう。

「反共は戦争前夜の声」は、本当にそうかもしれない、

どうなるのでしょう・・・

 

 

 

 

 

 

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