マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

第5回、東北の手わざ展

2016-09-08 | 手づくり


今年も京都岡崎のギャラリー「唯」で「東北の手わざ展」が始まりました。
長い不自由な仮設暮らしのなかで、
あるいは、身内や友人を無くした、つらい日々のなかで、
助け合いながら、頑張っておられる人たちの思いが伝わってくる
素晴らしい作品たちです。

再建途上の東北各地の作業所の作品もあり、
全て展示即売されています。
「手技」の名の通り、
シャツやバッグなどの小物が、
見えないところまで、
とても丁寧に、細やかに作られています。
誇りを持ってこの仕事をされているのだなと思います。

デザインもモダンで、
様々な場面で年齢を問わず使えそうなものばかり、
私も母もバッグを買い、
若い友人等のために裂き織りのポーチなども購入しました。
11日まで開催しています。
ただし品数が少なく、同じものは二つとないので、
興味のある方は早めにどうぞ。
「東北の手わざ展」
9月7日~11日(日)11時~18時(最終日は17時)
ギャラリー「唯」









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またまた、お地蔵さん

2016-09-04 | Weblog
時々通る道なのに、こんなお地蔵さんがあるのに気がつかなかった。
普段は扉が閉まっているからかな。
大きな頭部にしっかり丁寧に顔が書き込まれている。
花は枯れているが、新しい白いお餅が供えてある。
そばに落しものらしい自転車の鍵が置いてあった。


こちらは、数日前に撮った写真なんだけど、
どこだったか忘れてしまった。
ちょっとなまめかしいお地蔵さんだ。

角を曲がる度に、通りを渡る度にお地蔵さんがいる。
常設のお地蔵さんは無いけど、
町内の家の中で預かっているお地蔵さん、
というのもあって、
地蔵盆になると、登場する。
駐車場などに提灯をぶら下げ、
きれいに飾って、祭られる。

街では、隣近所の付き合いとか、
地域の結びつきは風前のともしび、というか、
ほとんど崩壊したけれど、
お地蔵さんが、なんとか細い糸でつなぎ止めてくれているみたいだ。


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続、スイカ

2016-09-01 | Weblog
ネットで西瓜の画像を見ていたら、
いろいろ興味深いものがありました。
西瓜の原産地はアフリカで、
栽培の歴史は4000年とも5000年とも言われています。
日本では室町時代に入ってきたそうです。
タネは少なく、より甘く、
西瓜に限らず、果物も野菜もみんなそうやって今の姿になり今の味になった、
勝手になったわけではなく、
ヒトが自然に働きかけてきた長い歴史の、
今ある姿、
ということなのでしょうか。

でも先祖がえりということもあります。
どこかで、畑の中に風変りなのが実った、
なんていうこともあるかもしれません。

(ジョバンニ・スタンキ、17世紀)
割ってあるのだけがスイカなのでしょうか、
左の方のは何なのでしょう?かぼちゃ?
あまり食欲のわかない、果実たちですが、
背景も面白い、シュールな絵です。


西洋のリアリズムはすごいなあ。

下の絵は偽葛飾北斎?だそうです。
こちらは日本のリアリズムです。
涼やかで、情緒的です。
包丁があるのがいいな。
西瓜は皮が厚くてタネが多そうです。

昔は、井戸や冷たい小川の流れの中に、
西瓜を浮かべて冷やしていました。
いまでも山麓の村などに行けば、
ざるに入れたキュウリやトマトと一緒に冷やしている様子が見られるのかもしれません。
コメント (1)
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