マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

佐久間レールパークへ:展示車両

2009-08-25 07:22:00 | 写真撮影
おはようございます。
Fe4(3?)の撮影会の続きで、いよいよ佐久間レールパークへと入場します。
中部天竜駅までの乗車券を持っていれば無料で入場できます。電車で来ていない人でも、入場券を買えば入ることができます。




子供たちの記念撮影ができる場所。制服も貸してくれます。
子供を撮ろうと思ったら、気が利くお子さんで、わざわざ除けてくれました・・・どかなくても良いのに・・・。
カウントダウンの数字も物悲しく感じます。





新幹線0系 21-2023

持ってくるのが大変だったのか、カットモデルになっています。運転台は人気があるようで、次から次へと出入りしていました。



ED112

旧型国電廃止の頃、浜松工場を訪れた際に留置されているのを見ました。汚れていて正体が判らなかったのですが、この車両だったんですね。入換機械として使用されていたようですが、ED182にその座を奪われ、静かに余生を送っていたようです。大事にされていた結果の保存車両ですね。



ED6214

ご存知、飯田線を活躍の場としていた貨物機。元ED61で、中央東線に導入され、EF64の台頭により飯田線へ。入線に際しては遊車を増設、軸重の軽減を図っています。



オハフ33115


オハ35206

戦前から戦後にかけて製造された急行用3等座席車の代表的な形式。
製造期間が長かったため、車体形状から台車に至るまで、形態差が生じています。
展示車は、2両とも初期の丸屋根・絞り妻形となっています。



オロネ1027

戦後に製造された1等寝台車(旧2等)の決定版。
戦前型が多勢を占めていた中で、優等寝台車のグレードアップに貢献しました。
用途廃止後は寝台や冷房設備を活用し工事用宿泊車両として使用されました。工事用車両化に際しては、固定の客窓をユニット化する等、大幅に外観が変わっていましたが、展示に際して大工事の上、復元したようです。



マイネ407

旧一等寝台車で、保存車両としては大変貴重な形式です。
上のオロネ1027とペアで工事用宿泊車として使用されていたため、幸運にも保存されるに至ったものです。
冷房装置を撤去しており、オロネ1027から貫通路上のダクトを介して冷風を貰っていたという変わり者。貫通路上の四角い板は、その風道の名残です。



スニ3095

戦前の17m客車の標準型。オリジナルの荷物車、2等・3等客車などもあり、戦後には荷物車や救援車などに改造されたものが多数存在しました。
保存されたのも、そうした生き残りがあったこそ、ということになるでしょう。



オヤ3112

オイラン車と呼ばれる建築限界測定車。矢羽根を立てて走行し、それに接触すると内部で分かるようになっています。
国鉄時代は全国の主要客車区に配置されていましたが、現在では電気的なセンサーなどの技術が発達し、ほとんどなくなってしまいました。北海道では未だ現役車がいるようですが・・・。


残念ながら時間がなくなってしまいましたので、第2部に続きます。

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コメント (4)
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