マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

災害に備える気になった?

2020-03-21 23:14:00 | ノンジャンル
こんばんわ。

連休2日目、昨日は出遅れたものの、なんとかお墓参りを2箇所無事に済ませてきました。
我が家のお墓は近いし、混雑することもないので、コロナウィルスなど気にすることはありませんが、女房の実家のお墓は巣鴨駅前、地蔵通りの入り口にあるため、ちょっと出掛けるのに躊躇しました。
結局は到着がかなり遅くなってしまったので、いつもならクルマを駐車させるのに大変なお寺も、クルマなど一切おらず。時間も遅くなったためにとげぬき地蔵にも寄らず、混雑を完全に避けることができました。

我が家に在庫があったマスクもとうとう底をつく状態で、どうやっても手に入らないので困ってきました。
全国的にマスク等の衛生用品や、デマによって店舗から消えたトイレットペーパーなど、日本も落ち着いて行動できる人間ばかりでないことが証明されたように感じました。

今回は世界的なコロナショックであり、慌てて手配に走った気持ちも理解できます。
ただ、今回のことで思ったのは、マスクやトイレットペーパーなどは、地震や水害など被災した時の必需品であり、本来ならそれなりに備蓄しておくべきもの。トイレットペーパーは嵩張るのでいずれは消費されてしまいますが、マスクはそれほど嵩張りません。

被災した時、避難所でのストレスなどで体調を崩してしまうとか色々と困難なことがありますが、一番の敵は感染症かな、と思っています。
被災地支援で南三陸町に行ったときは、被災後2週間後くらいでしたが、ノロウィルスが蔓延していました。特に津波や水害で街が水浸しになると、普段の生活では無縁な様々な細菌やウィルスと隣り合わせの生活を余儀なくされる危険が高いので、マスクは大量に必要になります。
さらに、瓦礫撤去の作業や、廃棄物の焼却を余儀なくされた場合にも、使い捨てマスクは必需品です。
今回の出来事をきっかけとして、感染症予防の観点だけではなく、災害時に他人に頼らなくても良いように、マスクや災害用トイレ、ライトや予備バッテリーの備えをして欲しいと切に願います。






蕨市では、荒川の決壊による被害想定を元にしたハザードマップを整備するとともに、街中に浸水規模を視覚的に訴えるため、「想定浸水深」という指標が設置されました。
昨年は台風の襲来で、荒川もあと1mで越水という危険な状態となり、地元にも過去に経験したことのない緊張感が走りました。しかし、実際には何も行動することができないという、挫折感も同時に味わったものです。
この指標は、昨年の早い時期から計画され、設置場所の希望も台風の襲来前から準備されていたものなのですが、今年の3月になってやっと設置されたものです。
ちなみに、我が家の辺りは説明にあるように浸水深4mとなっており、2階建ての家の床も浸水してしまうほどの深さを指します。もちろん、これはあくまでも想定であり、流れに勢いがあるか無いか、越水した時の勢いなどでも違ってしまうので、命の危険を伴うものとしての自覚をするしかありません。

この辺りの水害では、家を流される心配は殆どないと思いますが、水が引いた後は普通の生活をすることはできません。その間、家を片付けるためには、ウィルスや細菌、粉塵等から身を守るためのマスクが必需品となります。

今の町会にはマスクの備蓄まで考えていなかったので、これを機に備蓄を考えなければいけないと痛感しました。
それと、経験上必要と思ったのは雑巾です。ノロウィルスなどの消毒をする際、雑巾がけが必須となりますので、大勢で隅々まで拭き掃除をする際、雑巾が必要となります。いざとなれば使い古しのシャツや靴下なども使えますが、水害に遭った後の生地を使うのは逆にちょっと怖いので、消毒用のアルコールの備蓄も含め、今回のコロナウィルス事件は災害の備えを考えるいい機会となりました。
厄介な敵との戦いがいつまで続くのか、早く収束することを祈るばかりです。

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コメント (2)
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