マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

KATOはこんなの出しちゃうんですか?

2018-03-10 21:57:00 | 写真無しの情報など
こんばんわ。

首都圏では、ダイヤ改正前最後の土日となり、中央本線や大手私鉄などは激パの大賑わいになってるのでしょうか?
興味がないわけではなく、とにかくそうしたお祭りへの情熱を消すことにしています。激パの迷惑さを主張したくないというのが一番。怒りっぽい私がこの歳になって爆発してはいけないのです。退職金貰うまでは我慢です。
内心は行きたいんですけどね。

昨日の通勤帰り、電車の中でタブレット広げてネタを探していたところ、久し振りにKATOの新製品が気になって見てみました。
近いところではスハ32系ですが、電暖仕様ではないのでパス。再生産では長らくプレミア状態が続いていたEF58+青大将の再生産なども目につきます。
新製品では485系200番代やキハ58系の完全リニューアル、飯田線のクモユニ147を含む119系など目を引くものが多数ありました。
KATOの新製品に対する企業方針というか、かなり変わってきてしまったような印象があったのですが、結構おじさんのくすぐるラインアップもあって、N休止中の私にはちょっと目の毒に映りました。


しかし、一番度肝を抜かれたのは、キハ81系「いなほ」のラインナップでしたかね。

私が鉄道に興味を持ち、同級生と線路際に電車を見に行くようになって一番最初にインパクトを感じたのがこのキハ81系「いなほ」だったのです。とにかく、怖い顔の電車だという印象が強かったのです。
そんな個人的思い入れだけのことですが、そこが完全にジャストミートしてしまったのです。

それだけなら従来の「はつかり」セットでも行けたわけですが、今回のはこれにキハ82900番代が新製品でラインナップされるところですね。
ここはやってくれるとしても某ワラビ社くらいと思っていましたが、今の状態ではやってくれたとしても期待できませんし、HO並みの値段で中華製を買うなんてとても考えられません。KATOだから信頼できるわけで。

でもね~、心情的には複雑なんですよ。




もう15年以上前かな、娘がまだ生まれたか、小さかったときか、殆ど撮影で外出することもできなくなったので、鉄道模型やバスコレの改造製作ばかりしていた時代がありました。
その頃、余剰となった車両やパーツを利用して色々とやっていたわけですが、初代のキハ81をどうしても思い出深い「いなほ」編成にしたくて、一所懸命に丁寧に作ったんですよね。当然、その頃はこんな車両をメーカーが出してくれるとは思ってもいないので、満を持して作ったものなんです。だから・・・出してくれなくても良かったのに・・・なんていう思いもあります。


それと、この車両に単体としての思い入れもあります。



高校生のときですが、既にキハ82系には改造による各種900番代が存在し、その形態・特徴や、北海道にはこのキハ82900番代が残っているという知識もありました。
そんな時代、2回目の渡道において偶然にも実物に逢うことができました。その後もキハ82系特急を撮りに渡道していますが、キハ183系が量産されるようになると真っ先に廃車されてしまったようで、ほんの一瞬の出逢いが最初で最後になってしまったようです。

そんな車両が完成品として計画されたことは、悔しいけどやはり嬉しいことでもあります。
ただ、キハ82900番代は2両が存在し、細かいところに違いがありますので、最近発生しがちな検証ミスをしないようにしっかり造り込んでもらいたいものです。クモハ53007の二の舞は御免です。


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