ＪＲ２０１２春のダイヤ改正発表：「日本海」「きたぐに」の臨時化、６５１系「スーパーひたち」削減

こんにちわ。

昨日、ＪＲグループの２０１２年春ダイヤ改正の概要がプレス発表されました。

ＪＲ東日本　→　ＰＤＦファイル

ＪＲ西日本においても同時に発表となりましたが、注目の寝台特急「日本海」は臨時列車として存続するようです。
ただし、想定していなかった部分として、急行「きたぐに」も臨時列車化されることになってしまいました。５８３系もＪＲ継承から半数に減ってしまいましたが、ここでまた１編成の廃車が予想されます。或いは、寝台車ではない車両への置き換えも危惧されますね。

一方、東日本管内では、利用の少ない特急「あかぎ」「草津」の削減、減車が発表されました。これについては前々から過剰だと思っていましたので、いまさらと感じています。これによって１８５系の運用に余剰が発生しますので、ＯＭ車の中でも何らかの異動が発生する可能性は否めません。

また、常磐線にいよいよＥ６５７系がデビューします。
これにより一番影響を受けるのが特急「スーパーひたち」で、６５１系の運用が「フレッシュ」を含む３９本→１０本と４分の１に減少します。
Ｅ６５３系の運用数が殆ど変わらないところを見ると、例の仙台への転用が震災によって見直しとなり、そのまま６５１系の淘汰と言う形に収まったように思います。あとは６５１系が単純に廃車になってしまうのか？というところでしょうか。

プレスには載っていませんが、標準色化で話題となった久留里線にキハＥ１３０形の導入が決定されました。こちらは来秋からということですが、これにより同線に生き残ってきたキハ３０を含め、キハ３７・キハ３８も全廃となるようです。

東日本での動きはそれほど大きくない改正ですが、これ以外にも貨物列車の運用の変化など、気になるところは沢山あります。

とりあえず、「日本海」「きたぐに」、６５１系の完全撤退がなかったことは朗報と言えますでしょうか。