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2013年ヨーロッパへの旅 28

2014-01-13 13:44:08 | 2013年 ヨーロッパへの旅


9月23日(月)(リスボンからスイスサースフェーへ)

12:15スイスエアーに乗り 3:45チューリッヒに到着。
2時間半のフライトなのに、
ここでまた1時間の時差がある。

我々はここからサース谷の中心、
スイス最高峰4000m級の山々と
雄大な氷河に囲まれた「アルプスの真珠」と呼ばれる
サースフェーを目指す。

フィスプ駅行きの電車は4:40。
ここでバスに乗り換え、サースフェーまで行く。

次の電車までに、何とかチケットを買わなければと、
バゲッジクレイムで荷物を受け取り、
走って電車のチケット売り場に向かった。

親切な駅員が往復券と周遊券を作ってくれ、
日本で買うと二人分でファーストクラス12~3万円掛かるものを
6万2千円で買うことが出来た。
夫の涙ぐましい交渉術のお陰?
現地で買うといろいろなサービスやコースがあるらしい。
日本代理店のマージンが不要という点もあるのだろう。

電車の中から一昨年の秋に行ったベルンの町が見え、
ユネスコの世界文化遺産に指定されている美しい旧市街地や、
かの有名な物理学者のアインシュタイン博士が
2年間過ごした家の事、
熊公園で、熊が木に登っていた光景などを思い出した。

そんな話を二人でしていたら、
突然前の席の女性が振り返って、
私達の窓の下の辺りを指差した。

言い訳をするつもりはないが
決して大きな声で話していたわけではない。
とても静かな車内なので、ヒソヒソと話していたのだが・・・・
全く話をしてはいけない、ということだったのか。


山が近づくにつれ、
真夏のリスボンから飛んできた身に容赦なく寒気が襲う。
薄手の上着を重ね、厚手のストールを巻いてもまだ寒い。
フィスプ駅に着くや否やスーツケースから
ダウンコートを出しさらに重ねた。

食事をする所などどこにもない。
駅に隣接するコープで今夜の食事を買った。
大勢の人達も同じように買っていた。

途中、何の事故だか分らないが、15分ほど電車がストップしたせいで、
1時間に1本しかないバスにも乗り遅れ、
ホテル近くのバスの終点に着いたのは9時半ごろ。
駅前は人通りもなく、タクシーはおらず、
どうしたものかと思案していたところへ、
40代位の女性が後から降りてきて、
すぐに「日本人ですね。」と声を掛けてくれた。

タクシーは電話で呼ばなければ来ないらしい。
ホテルの名前を言うと、すぐ近くだから一緒に行きましょうと言ってくれた。
ほとんどの店は閉まり、数軒の明かりが見えるだけ。

彼女はスイスエアーのフライトアテンダントをしていて、
日本や韓国にも度々行っているとのこと。
しかも彼女の家は我々の泊まるホテルの2軒手前だった。
何という好運!

ようやくホテルにたどり着いた時には
疲れと寒さでヨレヨレになっていたが、
清潔な暖かい部屋に入ってやっと一息・・・

とうとうやって来たね・・・・遠かったね・・・ 

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