蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

幸せの意味

2015-11-15 | 人生

パリのテロ、とても怖い。
それに関して記事を書いたが、アップするのはやめることにした。
多くの命が奪われ、心が痛む。
ご冥福をお祈りします。

今、ある命、大事に大切に、丁寧に生きていきたい。
平和で健康で、つつがなく暮らせる保障、確証はなにもない。
でも、今日は無事に生きることができた。
明日も、今のところ、心配はない。
夢と希望を持って、毎日を生きることができるのは、どんなに幸せなことか。

じゃあ、具体的に、わたしの夢と希望って、なんだろう?
自分や家族が皆、なにごともなく平穏無事に過ごせることだと感じている。
それは、夢や希望と言うのだろうか?
いいんです。
毎日、心配事が無いこと、そして、なにかしたいことある場合、きっと出来るような気がすることが、
イコール、夢と希望のある人生だと思っている。
いつも、ちょっとだけ努力することが、幸せへの積み立て貯金のような、自分にとって自己満足の行動である。

実際に出来る、出来ない、する、しない、にかかわらず、自分がしたいと思うことが実現できるような、
たとえ錯覚でも、勘違いでもいいので、そういう気持ちで毎日を送ることが、
夢や希望のある生活だと感じる。

ひとりが好きな、自己チューのわたしであるが、
家族をこよなく愛していると強く感じる、今日この頃。
いったい、どうしたことか。
なんの突然変異か。
なんの予告なのだろうか。

家族であろうが、親友であろうが、恋人であろうが、
いつもべったり行動をともにし、意見も考えもまったく同じ、なんてことはありえない。
ある程度の距離感を保ちながら、べつにこれといった特別なことをするわけでもないが、
平凡な時間、生活が、とても幸せに感じる。

熟年。
第一線を退いて、一歩引いたところで、肩の力を抜きつつ、まだまだ、なすべきことは続く。
嫌いな母でさえ、その欠点さえ、愛や慈悲、思慕の対象となる。
孫たちは、なんの魂胆も無い、惜しみない笑顔を与えてくれる。

人生で一番良い、黄金の時期ではないだろうか。

意識せず、知らぬ間に時が過ぎていくことなく、
感謝しつつ、この幸せを大切にしたい。

 

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