FAIR(アーリーリタイア)した人のブログ。
その記事の中で、全くわたしと同じ結論に到達したことがある。
さらに大胆にいえば、「人に自由意志はなく、脳の揺らぎで勝手に起こした行動を、自分の意志だったと勘違いしているだけ」という、本ブログで時折書いている説を裏付けるデータともいえる。
多くの行動は自分の考えや意志とは関係なく、脳が勝手に行っている。僕らはそれを「自分の意志で行った」と錯覚しているだけなのだ。
それは、、、
頭で考えた理性での行動より、感覚、直感で行ったことのほうが、良い結果を招くということ。
迷って考えるより、考えないで迷わないほうが良いらしい。
(※が、良いと感じるのは自己解釈であり、頭で考えても考えなくても同じ、ということのようだ)
自分で決めたと思い込んでいるが、実は既に決まっていることなんだそうな。
意識して考えたわけではなく、無意識でやったこと。
こういったわたしの説明は自分では理解しているのに、人にわかるように説明できない、幼児のごとく。
いかにもアタマが悪い、キレの悪い人の典型になってしまっている。
ただの思い込みや勘違いではなく、科学的実験によって証明された、理論的裏付けがある。
そこで、当のご本人ブログから引用させていただく。
・・・
多くの人は頭で考えてもわからないのに、何も考えず感覚に頼れば正しい答えを導き出せるのだ。
これは時として、熟慮を繰り返すよりも直感に従った方が正しいことを意味し、似た実験は他にもある。さらに大胆にいえば、「人に自由意志はなく、脳の揺らぎで勝手に起こした行動を、自分の意志だったと勘違いしているだけ」という、本ブログで時折書いている説を裏付けるデータともいえる。
多くの行動は自分の考えや意志とは関係なく、脳が勝手に行っている。僕らはそれを「自分の意志で行った」と錯覚しているだけなのだ。
・・・
やはり、かなりわかりやすい。
具体的な(専門家の)実験結果を紹介しながら、納得できる説明になっていた。
じつは、これと同じ内容のことを知人Aさんから聞いたことがある。
結論としては全く同じことだったので、わたしとしては2度目のレクチャーを受けているかのような、再放送を見ているかのような、そんな感じだ。
そしてAさんは、わたしこそが感覚人間だと指摘した。
考えているのではなく、直感で進んでいて、それが正しい道だったとのこと。
わたしは一生懸命熟考し、苦しみ悩み試行錯誤した結果、今の自分があると自負していたのに、そうではないらしい。
一笑に付された。
まあそう言われてみると、ムキになって反論するには至らない。
そうかも知れない。
考えても段々わからなくなって眠くなるか飽きてくるか、途中で投げ出すことが多い。
明日、続きを考えよう、と。
明日になったらすっかりそのことは忘れて、明日また別の案件に取り掛かる。
生活に追われる。
ただし、〆切があるものに関しては、わからないままお尻に火が着いたまま適当に答えを出すか、考えるのが面倒な時は、一番最初に頭に思い浮かんだことを採用する。
叩き台として原案を作り、改善、改良したり手を加えない。
一向に進まないか、わからないまま答えを出すかのどちらか。
1かゼロか。コンピュータ記号脳。
知人Bさんは、全くといっていいほど考えない。
自分が取る道を選ぶ時、とりあえずコースを具体的に調べて(値段や時間、方法)、調査が揃ったところで、即座に1秒で選ぶ。
それが自分の身体にメスを入れる大事な局面、病気や治療のことであっても。
この人、考えてないなあと驚いたが、あれはあれで考えているのだろう。
自分のことは自己責任でやっていただいたら宜しいが、他人が関わってくるとそうはいかない。
話し合ったり、調整したり、アイデアを持ち寄ったり、原案を元に、作り上げていくコースがまるっきり無い。
そんな人が身近に何人もいる。
一緒に作り上げないとしても、提案したり、せめて説得するなり納得させるなりの根気がいるプロセスは必要だと思う。
全面おまかせは、時と場合によっては良くない。
と、話が逸れている。
逸れついでに。
ちなみに夫はおまかせタイプ。
楽ではあるが、他者とのすり合わせや調整をした経験が皆無。
考えることや作業が苦手。
結果だけが欲しい。
一方的にまかせるか、一方的に独断で有無を言わせず決行する。
彼の育成歴で親と揉めた経験がないからだ。
いつもアスファルトの舗装された道。
石ころゴロゴロは、ママが排除する。
坊やが転んだら大変だから、と。
で、すくすくとケガのない坊やは大人になった。
ある意味、汚れていない。
折衝したり、交渉したり、そういう機会がなかった。
そして、なんと!社会人になってからも!!
唯一、手を焼くとしたら妻に。
ソクラテスは悪妻がいたからこそ、考える力に磨きがかかった。
が、夫は悪妻に対してもどうこうしようと思わない。
世の中、いろんな現象がある。森羅万象。
と、(蝶ブログにおいて)どこか少しでも愚痴る機会あらばと狙っているわたし。
いつの間にか、科学実証の話が個人攻撃に、、、。
愚痴と悪口は、最高に楽しいのは何故?
直感を磨くには悪口は欠かせないのか?
いやいやそれはないだろう。
ソクラテスに聞いてみよう。