『劇場版 びったれ!!!』
監督:金田敬
出演:田中圭,森カンナ,岩崎未来,日向丈,池田鉄洋,黒田大輔,西田篤史,
池谷公二郎,城みちる,国広富之,山本耕史,竹中直人他
『恋人たち』と『ディーン、君がいた瞬間』を観た翌日の27日(日)は忘年会のダブルヘッダー。
昼間はグランフロント大阪の“世界のビール博物館”で友だち2人と会うことになり、
その前に1本だけ、シネ・リーブル梅田にて本作を。
田島隆原作、高橋昌大漫画の『奮闘!びったれ』を実写化した深夜枠TVドラマの劇場版。
ドラマ未見ですが、予告編がなかなか楽しそうだったので観に行きました。
伊武努(田中圭)は、広島県のもみじ司法合同事務所に所属する司法書士。
かつては誰もが恐れる極道だったが、現在はすっぱり足を荒い、
亡き姉の娘かりん(岩崎未来)を男手ひとつで育てているシングルファーザーでもある。
ある日、かりんが通う幼稚園のパパ友から相談を受ける。
以前、努に助けられたそのパパ友は、会社から不当解雇されそうだと言う。
勤務先の社長が病に倒れたせいでバカ息子が大きな顔をし、
怪しげな会社に乗っ取られそうになっているらしい。
相手の会社の顧問弁護士・霧浦(山本耕史)と面会した努は、
黒幕が父親の伊武制覇(竹中直人)であると知る。
自分が儲けるためならどんな汚い手も使う父親のことは絶対に許せない。
努は霧浦に見事に対抗、乗っ取り話は白紙にさせるが、
努の過去を幼稚園やご近所さんに暴露され、かりんがいじめに遭うように。
ほとぼりが冷めるまで、努の補助者を勤める杉山栄子(森カンナ)がかりんを預かってくれることに。
杉山は休暇に田舎の温泉町へ帰郷するさい、かりんを連れてゆく。
元気のなかったかりんも杉山の実家でもてなしを受けてご機嫌。
その温泉町では近ごろリゾート開発の話が持ち上がり、土地買収が進められていた。
ハンコを押さない住民は、不動産会社の嫌がらせを受けている。
なんとか町を守れないかと杉山が悩んでいたところへ霧浦が現れる。
霧浦は同郷の出身で、杉山が兄同様に頼っていた相手。
久々の再会に喜ぶ杉山は、その黒幕が制覇だとは知らずに霧浦に相談し……。
極道上がりの司法書士。
そうそういないとは思いますが、いてほしいと思いたくなるような田中圭くん。
努のことをもしかしたら暴力的な悪い人間なのではと悲しむかりんが、
本当の悪党を目の前にした努に「悪い人でもいいから、闘って!」というシーンが泣かせます。
TVドラマの域は出ないけれど、役者たちのTV以上の演技も楽しめる1本。
嫌らしさ満点の竹中直人のマヌケな姿にクスッ。
監督:金田敬
出演:田中圭,森カンナ,岩崎未来,日向丈,池田鉄洋,黒田大輔,西田篤史,
池谷公二郎,城みちる,国広富之,山本耕史,竹中直人他
『恋人たち』と『ディーン、君がいた瞬間』を観た翌日の27日(日)は忘年会のダブルヘッダー。
昼間はグランフロント大阪の“世界のビール博物館”で友だち2人と会うことになり、
その前に1本だけ、シネ・リーブル梅田にて本作を。
田島隆原作、高橋昌大漫画の『奮闘!びったれ』を実写化した深夜枠TVドラマの劇場版。
ドラマ未見ですが、予告編がなかなか楽しそうだったので観に行きました。
伊武努(田中圭)は、広島県のもみじ司法合同事務所に所属する司法書士。
かつては誰もが恐れる極道だったが、現在はすっぱり足を荒い、
亡き姉の娘かりん(岩崎未来)を男手ひとつで育てているシングルファーザーでもある。
ある日、かりんが通う幼稚園のパパ友から相談を受ける。
以前、努に助けられたそのパパ友は、会社から不当解雇されそうだと言う。
勤務先の社長が病に倒れたせいでバカ息子が大きな顔をし、
怪しげな会社に乗っ取られそうになっているらしい。
相手の会社の顧問弁護士・霧浦(山本耕史)と面会した努は、
黒幕が父親の伊武制覇(竹中直人)であると知る。
自分が儲けるためならどんな汚い手も使う父親のことは絶対に許せない。
努は霧浦に見事に対抗、乗っ取り話は白紙にさせるが、
努の過去を幼稚園やご近所さんに暴露され、かりんがいじめに遭うように。
ほとぼりが冷めるまで、努の補助者を勤める杉山栄子(森カンナ)がかりんを預かってくれることに。
杉山は休暇に田舎の温泉町へ帰郷するさい、かりんを連れてゆく。
元気のなかったかりんも杉山の実家でもてなしを受けてご機嫌。
その温泉町では近ごろリゾート開発の話が持ち上がり、土地買収が進められていた。
ハンコを押さない住民は、不動産会社の嫌がらせを受けている。
なんとか町を守れないかと杉山が悩んでいたところへ霧浦が現れる。
霧浦は同郷の出身で、杉山が兄同様に頼っていた相手。
久々の再会に喜ぶ杉山は、その黒幕が制覇だとは知らずに霧浦に相談し……。
極道上がりの司法書士。
そうそういないとは思いますが、いてほしいと思いたくなるような田中圭くん。
努のことをもしかしたら暴力的な悪い人間なのではと悲しむかりんが、
本当の悪党を目の前にした努に「悪い人でもいいから、闘って!」というシーンが泣かせます。
TVドラマの域は出ないけれど、役者たちのTV以上の演技も楽しめる1本。
嫌らしさ満点の竹中直人のマヌケな姿にクスッ。