『K.G.F: CHAPTER 1』(原題:K.G.F: CHAPTER 1)
監督:プラシャーント・ニール
出演:ヤシュ,シュリーニディ・シェッティ,ラーマチャンドラ・ラージュ,
ヴァシシュタ・N・シムハ,アチュート・クマール,アナント・ナーグ他
1週間だけ帰国していたダンナがタイへと戻りました。
リムジンバス乗り場まで送って行った後、映画を観たくなり、
なんばパークスシネマでボリウッド3本ハシゴ。
2018年の作品なのだそうです。
『RRR』を抜いてインド国内でも世界でも興行収入1位になったとか。
インド作品の例に漏れずこれも長尺、154分。
1951年、金を掘り当てたスーリヤワルダンは採金ビジネスを独り占め。
“K.G.F”と名付けた一大帝国を築き上げるが、
貧しい出の民たちが奴隷として過酷な労働を強いられている。
スラム街に生まれついた少年は、病死した母親の遺言を守ると心に誓い、
成長すると「ロッキー」と名乗ってマフィアの世界でのし上がって行く。
ある日、ロッキーはスーリヤワルダンの息子ガルダを殺すよう、
マフィアのボスから命じられる。
もし成功すればボンベイをくれてやると言われて引き受けるロッキーだったが……。
登場人物が多いんです。スーリヤワルダンの息子はふたりいるし、
マフィアのボスもひとりじゃないし、その取り巻きがいっぱい。
役人やら警察官やらもわんさか出てくるから、頭の中で整理しても追っつかない。
それでも面白い。
ずいぶんむさ苦しいと最初は思ったロッキー役のヤシュも格好良く見えてくる。
彼が一目惚れするじゃじゃ馬令嬢のリナもすごく綺麗。
無茶苦茶するけど無茶苦茶強くて貧乏人の味方ロッキー。
インドの人たちはこういうヒーローが好きですね。それは万国共通か。
このチャプター1にはダンスシーンもあって楽しいです。
どうでもいいことかもしれないけれど、どうして“K.G.F.”じゃなくて“K.G.F”なの?
“Kolar Gold Fields”すなわち“金の鉱脈”の略。
タイトルの“F”の後に“.”がないのは、私は気持ち悪いんですが、ないのが普通なの?
さて、休憩の後、続編へ。
追記:英語堪能のお姉様から、
「“K.G.F”の後に“:”があるから、“F”の後に“.”がなくてもいいのよ」と教えていただきました。
曲がりなりにもン十年と英語を勉強してきたはずなのに知らなんだ。(T_T)
「この場合はタイトルなので、単にデザイン的に省略したのかもしれない」とのことです。
姉さん、ありがとうございます。