『犯罪都市 NO WAY OUT』(原題:The Roundup: No Way Out)
監督:イ・サンヨン
出演:マ・ドンソク,イ・ジュニョク,青木崇高,國村隼,キム・ミンジェ,イ・ボムス,
イ・ジフン,キム・ドゴン,ホン・ジュニョン,アン・セホ,コ・ギュピル他
109シネマズ箕面にて。
前週末に封切りになった作品はいろいろあって、どれを先に観るか迷いましたが、
やっぱりマ・ドンソクを先送りにするわけには行きません。
“犯罪都市”シリーズも第3弾。とにかく痛快で楽しい。笑えます。
前作から7年経過したという設定。
刑事マ・ソクト(マ・ドンソク)は凶悪犯一掃の実績を買われて異動。
現在はソウル地方警察庁広域捜査隊で副チーム長を務めている。
ある日、麻薬を服用していたとおぼしき女性が転落死。
最近ちまたには新種の合成麻薬“ハイパー”が出回っているらしく、
ソクトはその流通経路について捜査を開始する。
どうやらハイパーはもともと日本の暴力団“一条組”が製造した麻薬で、
それを韓国に運び込んで一条組の韓国支部で密売していたが、
横流ししている者がいるということがわかる。黒幕はいったい誰なのか。
チーム長のチュ・ソンチョル(イ・ジュニョク)はエリート捜査官として知られながら、
その実体はどっぷりと汚職に手を染め、部下たちもソンチョルに忠実に従っていた。
やがて、ハイパーの横流しが一条組の会長(國村隼)の知るところとなり、
激怒した会長は一条組きっての殺し屋リキ(青木崇高)を韓国に派遣。
一条組の韓国支部長のトモ(アン・セホ)は、これはまずいことになると、
ソンチョルにハイパーを横流しすることをやめる。
ハイパー20kgを中国マフィアに売ることが決まっていたソンチョルは、ハイパーを持って逃げたトモを追う。
トモを追うのはリキも同じ。
双方を一気に捕まえようと、ソクトたちは策を練るのだが……。
好きだな~、このシリーズ。
前作は相手が怖すぎてビビりましたが、本作は程よい感じ。
だけど、どんなに強い相手であろうがソクトは負けない。強い。めちゃくちゃスッキリ。
ソクトのチームはどのシリーズでも楽しい。
イ・ボムス演じるチーム長も可笑しいし、キム・ミンジェらが演じる部下や、
ソクトにいいように使われるヤクザ(その実、情報屋)役のコ・ギュピルは気の毒すぎて笑ってしまう。
第4弾も韓国では数ヶ月後に公開予定。早く日本にも来ないかな~。
マ・ドンソク、最高や!