産地から梅の箱が届くと.......
青いの....黄色めの....完熟したの.....に選り分けて....
別々の環境で追熟させ......だいたい同じ加減にする..........。
この黄色く熟した状態を【黄熟】と呼びます.....
梅干には「最適」....香りは素晴らしく....甘くないなんて信じられない。
「黄熟」してると.....水で晒して「アク抜き」する必要はありません。
ただ....種離れが良くなるので、1~2時間、晒しています...。
この状態になると、「まった」が効きません.....
あっと言うまに「痛んで」しまうので、頑張って仕込む(汗みどろ)....
病み上がりで(笑)シンドかったけど....梅のためならと.......。
5キロは昆布を入れて「白梅干」、のこり5キロは「赤梅干」.....
2つの樽に重石をかけて.....あとは梅酢が上がるのを待つばかり......。
・・・うめ味噌・・・
キズ梅ではないけれど.......
かなり熟れていて「危なそう」だったので、梅干には使わなかった3粒。
切れ目をいれて、あわせ味噌(自家製・西京)に埋め込んだ.....。
うめ醤油は、まだ3年ものが残ってるし....甘いのも却下......
で....ひさしぶりに「うめ味噌」にしました....。
お砂糖をいれると、数ヵ月後には発酵して好きじゃないので.....
清くお味噌だけで漬けてます....調味は食べる度に....ってことで。
ドロドロになったら、梅を種から削いで.....
お味噌と梅とをフードプロセッサーにかけ、ペースト状にします。
こ~いう調味料系は.....ほんの少し作るくらいで丁度いい。
梅酒・梅醤油・梅味噌・梅シロップ・梅サワー・砂糖漬け・ジャム.......
梅干より簡単だから、初めての人ほど「大量」に仕込んでしまうけど.....
たぶん、後で使いこなせなくて困っていると.....想像する(笑)。
で....1回きりで終わってしまう人って、多いと思う......。
数粒づつで、ちょこちょこ作って食べるほうが、気軽だし長続きします。
保存食は....作り続けないと醍醐味が解らないし、美味しくできない...
ぜひ.....気楽に「持続」して欲しいと、せつに願うのでありました(笑)。
それでも余る時は余る.....うちの「うめ醤油」とか(笑).......
原因は.....「うちでは需要が少なかった」(笑).....から。
それが解っていたから「ちょびっと」のツモリだったのに、まだ多かったらしい。
保存食.......食べるものを「食べるぶんだけ」作らないと.......
とんだ無駄づかいになるので.....注意(笑)......。
・・・梅とソルダムの果実酒・・・
これは3年もの....もうほとんど無い.....すごく美味しいのぉ~
梅酒を仕込んでおいて.....ソルダムが出回ったら追加する......。
去年、1瓶仕込んであるので、今年は「お休み」.....
青梅でも美味しいけど、好みは黄熟梅.....そこにソルダムが入ることで
グ~ンと美味しいお酒になります.......果実酒は混合に限る。